北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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ミニぐるめ情報

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Vol.775 お蕎麦ば八朔(はっさく)

厚岸産生ガキを3個浮かべた“牡蠣そば”。カキのうま味が染み込んだつゆは、喉の奥まで幸せにしてくれる極上のおいしさ。冬期限定のメニューだ。


厚岸産カキのうま味がしみこんだ極上のつゆ
牡蠣そば

 

店の扉を開けたとき、
そばつゆの香りが鼻をくすぐるそば屋はうまい店だ。
そばつゆの元となる返しを手づくりしているため、
店内にその香りがいつも漂うからだ。

今年7月にオープンした「お蕎麦ば八朔(はっさく)」
もそんな店のひとつ。
つゆばかりではなく、そばへのこだわりも深い。
使っているのは信州を原産とする
黒松内のそば粉で、希少な在来種だ。
味が濃くそばの風味が強いのが特徴だ。
このそばの実を毎朝自家製粉し、
挽きたて、打ちたて、茹でたての
「三たてそば」を提供している。

そんな「八朔」のこの冬お薦めは、
厚岸産生ガキを使った“牡蠣そば(1,100円)”。
まずはカキから。
ツルリとした食感でふわりと磯の香りを漂わせているが、
新鮮ゆえ臭みはない。
そばは噛むほどに香り立ち、喉越しも心地良い。
コシが強いためか温かなつゆに浸っていても
ブツブツ切れないのもいい。そしてつゆ。
カキのうま味を存分に染み込ませたつゆは、
甘さ、コク、深みが増し、味に力強ささえ感じる。
それが喉の奥まで染み入るように広がるのだからたまらない。
このつゆのためにカキが存在しているとさえ思う。
柚子の香りもいい。

この冬登場したばかりの冬季限定メニューだが
評判は上々。リピーターも徐々に増えている。

 

“ぶたせいろ”もお薦め

温かいつゆに冷たいそばをくぐらせる
“ぶたせいろ(1,000円)”もお薦め。
“もりそば(700円)”のつゆは少し辛めの江戸そば風。
そばの半分くらいをつゆに付けるのが丁度いい。

そば打ちの趣味が高じて店を構えた「八朔」。
「素人なので味にブレがあります」と謙虚に話すオーナーが印象的だった。

 

木の温もりを感じる店内

 

お蕎麦ば八朔(はっさく)

旭川市豊岡12条4丁目3-3

TEL.080-9340-1450
【時間】11:30〜15:00
※そばが無くなり次第閉店
【定休日】火・水曜日
●禁煙●18席●お子様連れ歓迎●P有

 


ミニぐるめ君のつぶやき

オープンして4ヵ月。
初めての冬に向け開発した“牡蠣そば”は
手打ちにこだわるそば屋ならではの完成度だ。
そばの太さは日によりムラがあるとのことだが、
それも楽しみのひとつにするのもいいのではないだろうか。

【ミニぐるめ君ブログ】

http://blogs.yahoo.co.jp/ipponmatu_umare

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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