北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

ミニぐるめ情報

ミニぐるめ君が食べて選んだ感動の味口コミ情報をはじめ、 食の特集やレシピまで、知って得する情報が満載です。


Vol.755 夏の青空が目に浮かぶ、さわやかシロップ かき氷・ゆず

生フルーツを使い、シロップから手づくりすると「かき氷」はここまでおいしくなる。そんな魅力に惹かれ、リピートする客は少なくない。


liko to go.(リコ・トゥーゴー)

6月は寒く、7月に入ると雨、雨、雨。
今年の夏はどこへいったのかと落胆していたが、やっと太陽が戻ってきた。一段と短くなった北海道の夏だが、暑さを楽しむために足を運んで欲しい店がある。6月30日に東川の中心部にオープンした氷菓子とたい焼きが味わえる「liko to go.(リコ・トゥーゴー)」だ。オーナーは東京出身のアートディレクター桐原紘太郎さん。

お薦めは夏の風物詩“かき氷”(400円)だ。
シロップは全て生フルーツを使った手づくりで、ゆず、いちご、ベリーベリー、レモン、うめの5種類からチョイスできる。お薦めは“ゆず”。農薬を使っていない高知県産の生柚子に、東川産はちみつを加えたシロップは清涼感のある甘酸っぱさがあり、一口いただくと入道雲がわき上がる夏の青空が目に浮かぶさわやかさを感じる。自然派なので後味もスッキリしている。東川の日本語学校に通う外国人留学生は、このかき氷で初めてゆずを知ったようだが、そのおいしさに魅了されて毎日食べに来る学生もいる。当麻の岸本農園産ブルーベリーをはじめ、4種のベリーをミックスした“ベリーベリー”は、ワイルドな酸味がはじける刺激的な味わい。

あんから手づくりの“たい焼き”

一匹ずつ焼き上げる通称“天然物”の“たい焼き”(つぶあん・200円)は夏期休止中。道産の小豆に甘さがまろやかなきび糖とフランス産ゲランドの塩で味を調えた自家製あんは、小豆の風味が際立ち薄皮もおいしい。再開は9月中旬予定だ。
東川方面にドライブに行ったらぜひ「liko to go.」のかき氷で、夏休み気分を味わって欲しい。

東川市街地のど真ん中にある店舗

 

liko to go.(リコ・トゥーゴー)

東川町東町1丁目1-1

TEL070-4294-7768
【時間】11:00〜18:00
【定休日】火曜日
●禁煙●子ども連れ歓迎●6席●P有


ミニぐるめ君のつぶやき

 

東北の震災をきっかけに安心して子育てができる環境を求め、災害が少なく地下水が利用できる東川にたどり着いた桐原さんご一家。素材選びや手づくりへのこだわりは、そんな経験から生まれたという。

【ミニぐるめ君ブログ】

http://blogs.yahoo.co.jp/ipponmatu_umare

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


GO TOP