北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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ミニぐるめ情報

ミニぐるめ君が食べて選んだ感動の味口コミ情報をはじめ、 食の特集やレシピまで、知って得する情報が満載です。


Vol.754 フランス産ゲランドの塩が味の決め手 塩チョコクッキー

ゲランドの塩がチョコレートのほろ苦さと甘さを引き出してくれる“塩チョコクッキー”。塩気の余韻を残す後味のよさは、大人のチョコレートといったところだ。


patisserie unjour (パティスリーアンジュール)

今年1月、洋菓子店から「おいしそうなスイーツのお店がオープンしますよ」という情報が入った。
連絡をくれた洋菓子店自体、素材選びや鮮度へのこだわりが深く、そんな店からの情報に期待値を上げて足を運んだのは、「patisserie unjour(パティスリーアンジュール)」だ。“unjour”はフランス語で“1日”の意味があり、「1日1日を大切に積み重ね、地域に根付いていきたい」という思いが込められている。
オーナーパティシエの田中さおりさんお薦めは“塩チョコクッキー”(4粒入250円・6粒入BOX450円)。ココアのコクをまとったややビターなチョコレートに、サトウキビ100%から作られたフランス産の砂糖カソナードのコクのある甘さとゲランドの塩が味に深みとアクセントを与えてくれる。東京都南青山の「ショコラシック」で学んだ人気メニューだったが、オーナーが高齢で閉店したことから、旭川でこの味を継承したという。
素材の鮮度と旬に対しての意識も高く“グレープフルーツのプリン”(220円)は特にお薦め。フレッシュグレープフルーツの香りを閉じ込めた牛乳で作ったプリンにグレープフルーツゼリーをのせたプリンで、柑橘の爽やかな酸味がはじける夏限定メニューだ。みずみずしいフルーツをのせた“フルーツタルト”(380円)も、“unjour”のこだわりを感じるひと品。ホールケーキも鮮度を大切にするため事前予約を基本としている。ホールを担当するのは笑顔がステキなご主人の田中浩貴さん。ご夫婦でおいしい幸せを支え合っているようだ。

毎日できたてが提供されている

 

ドコモショップの裏にある店舗

 

patisserie unjour (パティスリーアンジュール)

旭川市永山3条16丁目2-1

TEL(0166)74-4661
【時間】10:00〜19:00※無くなり次第終了
【定休日】火曜日(月曜日は不定休)
●P有(ドコモショップと兼用)


ミニぐるめ君のつぶやき

 

東京都南青山や神奈川県横浜市でスイーツを学んだオーナーの田中さん。首都圏で学んだ味と技が早くも旭川市民に支持され、売り切れが続くことも少なくない。おいしい店の誕生は、うれしいことだ。

【ミニぐるめ君ブログ】

http://blogs.yahoo.co.jp/ipponmatu_umare

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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