北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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ミニぐるめ情報

ミニぐるめ君が食べて選んだ感動の味口コミ情報をはじめ、 食の特集やレシピまで、知って得する情報が満載です。


Vol.749 アーモンドを練り込んだ羽根までご馳走 ふらのぎょうざ


皿よりも大きな羽根が特徴の“ふらのぎょうざ”。地域食材をふんだんに使った、中富良野出身のオーナーの思いが詰まったオリジナルメニューだ。


富良野劇場

「富良野劇場」という名前の飲食店が、2017年10月にサンロク街にオープンした。なんとも気になる店名だ。しかも看板メニューが“ふらのぎょうざ”だという。これもまた気になる。どちらも解明すべく、早速足を運んだ。
ビルの2階にある店舗の入口には、ラベンダー畑の写真や大きな木彫りの熊が飾られている。店内にも富良野へそまつりの木彫りキャラクターやニポポ人形などが置かれ、富良野や北海道らしさを演出している。お目当ての“ふらのぎょうざ”(プレーン5個・450円)を注文した。届けられたそれは皿が隠れるほどワイルドな羽根が付いている。羽根からいただく。砕いたアーモンドを加えパリパリに焼き上げているらしく、ほのかな甘さと香ばしさがある。これだけで酒のアテになる。具材である上富良野ポークの粗挽き肉と、歯触りを残したキャベツをモッチリとした特注の皮で包んでいる。これを中富良野産のみそをベースに独自ブレンドしたタレを付けていただくのだが、みそダレと餃子の相性がよくご飯にも酒にもよく合う。タレに自家製ラー油を加えてもうまい。お好みで柚子入りのしょうゆダレも用意している。口臭を気にする人のためニンニクなどは使わない。
“プリプリ海老と完熟アボカドの明太マヨサラダ”(950円)は、自家製ハーブオイルやレモン汁、昆布しょうゆが明太マヨに深みを与える、女性に人気のメニューだ。
店のコンセプトは「お客様が主役」。店内には楽しいもてなしや企画がたくさん用意されている。


女性に人気の明太マヨサラダ


富良野や北海道らしさを感じる店内

富良野劇場

旭川市3条通6丁目 ヨシタケビル1号館2階

TEL(0166)74-6575
【時間】18:00〜翌5:00(LO4:00)
【定休日】不定休(ほぼ無休)●23席●小上がり有

https://furanogekijou.owst.jp/


ミニぐるめ君のつぶやき

店内中央部の壁には「富良野劇場の登場人物」と称して、来店者のチェキ写真が飾られている。来店者が写真の中から知り合いを見つけ盛り上がる楽しみもあるようだ。あなたも登場人物になってみませんか?

【ミニぐるめ君ブログ】

http://blogs.yahoo.co.jp/ipponmatu_umare

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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