北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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ミニぐるめ情報

ミニぐるめ君が食べて選んだ感動の味口コミ情報をはじめ、 食の特集やレシピまで、知って得する情報が満載です。


Vol.743 脂を落とした 軽やかなバラ肉のうま味堪能

大きなブロック肉が2つのった“豚スペアリブのハスカップソース・ポテトグラタン添え”。スペアリブの下に盛り付けられたポテトグラタンは驚くほどクリーミー。

 

 

 

 

 

halu CAFÉ
(ハルカフェ)

 

富良野市街地を望む西学田2区の丘の中腹に店を構える「halu CAFÉ(ハルカフェ)」。個性的なパンケーキが人気のカフェだが、今回は個性的な肉料理ができたとの噂を聞き、早速足を運んだ。新メニューは、上富良野産の新鮮なスペアリブを使った“豚スペアリブのハスカップソース・ポテトグラタン添え”(1,620円)だという。早速注文してみることに。届けられたそれはブロック状の骨付きバラ肉を使ったワイルドなスペアリブで、生状態で400グラムを超えるビッグサイズだ。脂が多いバラ肉だが、下処理で脂抜きをしているため口当たりが軽く、赤身のうま味がダイレクトに感じられる。それに、自家製ハスカップソースの自然な甘さと酸味が、豚肉に個性的な味わいを与えてくれる。脂を落としているため完食する年配客も多く、「食べても胃が軽い」との感想も聞かれるという。サイズが大きいためシェアすることも可能で、パンとサラダは別注文(324円)になっている。

スイーツもレベルが高い。“いちごもりもりダッチベイビーパンケーキ”(1,404円)は、上富良野産小麦に富良野産牛乳、富良野産卵を使った生地をパエリア用鍋に入れ、オーブンで焼き上げたドイツ風パンケーキで、社会福祉法人“北の峯学園 上富良野事業所”が栽培し手摘みした完熟イチゴが添えられた、今が旬の春限定メニュー。

長かった冬が終わり、木々が芽吹き始めた春の野山を楽しみながら、「halu CAFÉ」の料理を味わいに足を運んで欲しい。

 

 

halu CAFÉ
(ハルカフェ)

富良野市西学田二区

 

TEL 0167-22-1266
【時間】10:00〜日没※6〜8月は18:00まで【定休日】月曜日(祝日の場合、営業)●30席●禁煙●P有

http://www.halufurano.jp/


ミニぐるめ君のつぶやき

 

「ここでしか食べられないものを」という思いで考えた“豚スペアリブのハスカップソース・ポテトグラタン添え”。脂が魅力のバラ肉の脂をあえて落とすとはなんという発想転換。確かにこれはここでしか食べられない。

【ミニぐるめ君ブログ】

http://blogs.yahoo.co.jp/ipponmatu_umare

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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