北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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ミニぐるめ情報

ミニぐるめ君が食べて選んだ感動の味口コミ情報をはじめ、 食の特集やレシピまで、知って得する情報が満載です。


Vol.740 新鮮さを生かしたレア仕立ての 看板メニュー 自家製〆サバ

 

「イチ押しは」と聞くと「自家製〆サバですね」とご主人。ミョウガやワサビと一緒にいただくとサバの脂が軽くなり、よりおいしくいただける。

 

呑み喰い処あかね

昨年8月、東光の住宅街にアットホームな雰囲気の居酒屋がオープンした。札幌の居酒屋で修業を重ねたご主人の山本浩一さんと、旭川出身の茜夫人が手づくりする「呑み喰い処あかね」だ。優しい味わいの家庭料理を提供し、店内にはいつも常連客の笑い声が響いている。

 

 

 

 

 

ご主人イチ押しの料理は“自家製〆サバ”(880円)。新鮮な生サバを米酢で浅めにしめているため酸味がまろやかで、サバの甘さがしっかりと味わえる。刺身に近いレアな仕上がりで、口当たりがみずみずしく鮮度の良さが感じられる。一度注文するとほとんどの客がリピートする人気メニューだという。「〆サバが苦手だったが食べられた」という料理人冥利に尽きる言葉を何度も耳にしており、名実共に「あかね」の看板メニューになっている。

 

 

串物もしっとりとうまい。中でも5本の串物がセットになった“山さんの焼き鳥盛り合わせ”(600円)はお薦め。組み合わせはその日により変わるが、取材日は大きな鳥串と、ザクリとした歯触りの砂肝、ホックリとした甘さのレバー、ふわりと軟らかなササミ、肉汁あふれる豚串の5本。海草のうま味とミネラルを含んだ藻塩が肉のおいしさを引き出しているのもいい。新鮮な知床どりを使った“あかね揚げ”(880円)や、夫人手づくりの“ガトーショコラ”(380円)も人気メニューだ。

 

わが家のような居心地の良さと、心のこもったおいしい料理が今日も「あかね」の客を楽しませている。

 

呑み喰い処あかね

旭川市東光2条1丁目4-18


TEL 0166-64-6012
【時間】17:00〜23:00【定休日】不定休●1階25席・2階20席(2階席要予約)●P有

https://ja-jp.facebook.com/nomikuidokoroakane/

 


ミニぐるめ君のつぶやき

夫人の名前をそのまま屋号にした「あかね」。「仲がいいね」と客に言われると「何も考えずに決めただけ」と笑う山本さんご夫婦。そんな気取らない接客も「あかね」の居心地を良くしてくれている魅力のひとつだ。

 

【ミニぐるめ君ブログ】

http://blogs.yahoo.co.jp/ipponmatu_umare

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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