北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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ミニぐるめ情報

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Vol.796 大雪山麓社

3種類の部位に分かれる“豚トロ”。テフロン加工のフライパンなら油をひかずにとろ火で3分から5分焼き、塩コショウで食べると軟らかくてジューシーだ。


サシが入った豚トロ焼肉は旭川発祥
豚トロ

 

旭川市内の焼き肉屋のメニューに登場したことがきっかけで全国的に知られるようになった、旭川発祥のグルメの一つといわれる“豚トロ”。
赤身部分にサシ(霜降り)が入った豚肉だが、1頭の豚からごくわずかしか取れない希少肉で、一般的な豚肉より軟らかくジューシーな味わいが特徴となっている。

最近小売店でも取り扱われているが、旭川市東光で精肉や食肉加工品を販売する「大雪山麓社」が、今年3月から3種類の“豚トロ”の販売を始めた。

1種類目は「ネック」と呼ばれる首回りの肉。豚の首はほとんど脂身だがごくわずかにサシが入った赤身肉があり、この肉が豚トロ人気を広めたといわれている。
2種類目はモモ肉の一部から取れる「モモトロ」。3種類目がバラ肉の一部から取れる「バラトロ」だ。
このバラトロが特にサシが細かく、軟らかさとジューシーさが最も味わえる。

価格はどの部位も100g183円と決して高くはないが、希少肉ゆえ必ず在庫があるとは限らないため、電話による事前の確認をお勧めする。
焼きすぎないよう注意しながら低温で調理し、塩コショウで食べるのが一番お薦めだと藤井泰樹社長は言う。

 

うま味が後を引く“旭川ベーコン”

保存料など添加物を使わない“旭川ベーコンブロック(100g420円)”もいい。
ボリビア産岩塩に、鷹栖町産椎茸(しいたけ)パウダー、函館市南茅部産真昆布の粉末、ニンニクを使っているためうま味が深く、焼くだけで一品料理のような味わいが楽しめる。
6月8日(土)、9日(日)の2日間、「道の駅あさひかわ」で開催される「春の地場産フェア」でも販売予定している。

 

道道旭川旭岳温泉線に面した店舗

 

 

 

大雪山麓社

旭川市東光8条8丁目6-3

TEL(0166)74-6686
【時間】10:30~18:00
【定休日】日曜日・祝日
●P有

http://www.daisetsu-sanroku.com/

 


ミニぐるめ君のつぶやき

「大雪山麓社」の藤井社長に薦められて初めて“豚トロ”を食べ、このおいしさを知った。旭川発祥なのに申し訳ありません。カレーや豚汁などの材料にするのではなく、“豚トロ”は焼いて塩コショウで食べるのが一番だと思う。

【ミニぐるめ君ブログ】

http://blogs.yahoo.co.jp/ipponmatu_umare

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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