北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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北極星

道北各界で活躍する皆さんによるエッセーコーナーです。 2020年3月までの記事はこちら


鶴間智子(旭川・農業)*さつまいもプロジェクト

 JAあさひかわが昨年1月に「さつまいもプロジェクト」を発足させた。料理の分野で協力の声がかかり、上川農業改良普及センターの協力を得て、私も含めたJA女性部の仲間4名で取り組むことになった。

 旭川で暮らす私たちにとってイモといえばジャガイモ。レシピ作りに苦戦している時、サツマイモ産地の茨城県出身の方にお会いした。旭川に来て、カレーライスの具のイモがジャガイモで驚いたという。茨城では豚汁も肉じゃがもサツマイモと聞いて食文化の違いに驚いた。

 それをきっかけに、ジャガイモ料理をサツマイモに置き換えて考えてみると、どんどんアイデアがわいてきた。サラダ、きんぴら、さつまいもご飯、グラタン、おはぎ。メンバーで試作してみると、どれもおいしくできた。

 20品目のレシピをどうにか作り、プロジェクトの発足会で披露。直売所のさつまいもフェアでも試食会を開いた。レシピは直売所だけでなく、旭川市のホームページでも公表させてもらった。

 サツマイモは栄養価も高い。ほぼ完全栄養食品で、足りないのは動物性たんぱく質だという記事を読み、ますます興味がわいた。

 悩みはむしろ保存の仕方。18度以上になると芽が出てきて、10度以下だと低温障害で腐る原因になってしまう。家庭では発泡スチロールの箱の中に1本ずつ新聞紙で包んだイモを並べて、冷蔵庫の上の段に載せて置く方法がおすすめだ。

(2024年04月29日掲載)

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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