９地点で猛暑日　１４地点で真夏日＊上富良野３６．４度＊管内酷暑続く

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　上川管内は８月２４日も熱波に襲われた。管内２３観測地点のうち、前日の５地点を上回る９地点で最高気温３５度以上の「猛暑日」を記録。このほか１４地点で最高気温３０度以上の「真夏日」となった。

　旭川地方気象台によると、上富良野３６・４度、富良野３６・３度をはじめ、名寄では８月の史上最高を更新する３５・６度を記録。士別市朝日の３５・６度、旭川の３５・５度など猛暑日が続出した。「熱中症警戒アラート」も、気象庁などから２日連続で発令された。

　熱中症対策で、富良野市の扇山小はオンライン授業に切り替え、上富良野町では２４、２５日を全小中学校４校を休校とした。比布、美瑛、鷹栖の３町ではエアコンのある公共施設の利用を防災無線で呼び掛けた。

　ＪＲ北海道旭川支社によると、暑さのため石北線の一部区間でレールの温度が基準値を上回り、線路点検のため遠軽発網走行きなど普通列車２本を部分運休。網走発旭川行き特急大雪４号は速度を落として運行し約１時間遅れた。

　
【写真説明】日傘を差して旭川平和通買物公園を歩く市民ら＝８月２４日午後１時３５分（宮永春希撮影）
（２０２３年８月２５日掲載）
　

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。