北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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今週の一枚


来年こそ感染収束 破魔矢に願い込め*旭川・護国神社

 新年に向けた縁起物の破魔矢作りが、旭川市の北海道護国神社(花咲町1)で大詰めを迎えている。

 破魔矢は厄よけのご利益があるとされ、初詣客に人気が高い。同神社では11月中旬から作り始め、長さ90センチのかぶら矢や、吸盤付きのミニ破魔矢など7種類計2300本を用意する。

 17日は巫女(みこ)と神職の計4人が来年の干支(えと)・寅(とら)が描かれた絵馬や鈴などを破魔矢に黙々と取り付けた。例年、正月三が日に約3万人が同神社を参拝するといい、新型コロナウイルス感染防止のため、昨冬と同様に分散参拝を呼びかけている。

 権禰宜(ごんねぎ)の鎌田友樹さん(48)は「来年こそ新型コロナが収束して良い年になるように、正月に初詣客をお迎えする準備を進めたい」と話していた。(伊勢裕太)

 
【写真説明】新年に向け破魔矢作りに追われる巫女ら(西野正史撮影)
(2021年12月19日掲載)

 

 

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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