今週の一枚
道内夏日 日傘の晴れ舞台*あすから風雨強まる恐れ(6/3)
6月3日の道内は、南から暖かい空気が流れ込んだ影響で全道的に気温が上がった。正午までに札幌市手稲区手稲山口で27・2度を観測するなど5地点で、最高気温が25度以上となる「夏日」となった。道内の観測地点で夏日になるのは5月21日以来、13日ぶり。
札幌管区気象台によると、3日の正午までの最高気温は檜山管内江差町で26・2度、札幌市中央区で25・8度、後志管内共和町で25・7度など。旭川市は23・4度まで上がった。
一方、6月4日から5日にかけての道内は、前線を伴った低気圧が近づく影響で、太平洋側を中心に南寄りの風が強まり、局地的に激しい雨が降る見通し。気象台は強風や高波、低い土地の浸水などに注意を呼び掛けている。(山村麻衣子)
【写真説明】強い日差しの下、日傘を差して道路を渡る市民ら=6月3日午前10時30分、旭川市内(西野正史撮影)
(2021年6月3日掲載)
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