北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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北極星

道北各界で活躍する皆さんによるエッセーコーナーです。 2020年3月までの記事はこちら


藤沢隆史(礼文町教委主任学芸員)*絵馬に込めた願い その後

 7年前になりますが、このコラムに「絵馬に込めた願い」というタイトルで、厳島神社に奉納された7枚の絵馬について寄稿しました。

 この時は、中でも江戸時代から明治時代にかけて日本海を行き来した北前船を描いた船絵馬について詳しく取り上げました。絵馬は、1892年(明治25年)に讃岐国(香川県)粟島の岡松喜三郎という人が奉納したものです。

 寄稿した記憶が薄れていた中、今年4月にデジタル版のコラムを読まれた香川県の方2人から、連絡をいただきました。

 1人は高松市在住で、江戸から明治にかけての北海道における香川県人に関する資料を収集している方でした。この方によると、岡松家は回船業で財を成した家で、今でも粟島には岡松家の邸宅跡などが残っているとのことでした。

 もう1人は、岡松喜三郎に連なる末裔(まつえい)の方で、三豊市在住。この秋に礼文島を訪れて先祖の足跡を確かめ、後世に伝えていきたいと考えておられました。

 このコラムへの寄稿を始めて今年で10年目。多くの方にお読みいただき、思いがけない出会いもありました。今後もそうした出会いに期待しつつ、さまざまな資料を通じて礼文島を紹介していきたいと思います。

(2024年06月17日掲載)

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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