北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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今週の一枚


北欧の巨匠アアルトがデザイン*木製の椅子 温かく優しく*旭川駅ギャラリーで展示会


 東神楽町在住の東海大名誉教授・織田憲嗣(のりつぐ)さんが収集した北欧などの椅子のうち、フィンランドの世界的建築家でデザイナーのアルバ・アアルトの作品を中心に紹介する展示会が1月13日、JR旭川駅内の中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館ステーションギャラリーで始まった。温かみのある木製椅子など29点が並んでいる。

 旭川市教委主催。「北欧モダンデザインの父」とも呼ばれるアアルトが、2023年に生誕125周年を迎えたことなどから開催した。

 曲げた木材を使った椅子が多く優しい印象で、スツールや寝椅子なども目を引く。アアルトがデザインした花器や金属プレートなどもある。同ギャラリーは「アアルトと旭川家具との共通点を探してみて」と話している。

 3月21日まで。午前10時半から午後6時半(入館は午後6時15分まで)。鑑賞無料。(後藤耕作)

 
【写真説明】丸みを帯びた形の椅子がかわいらしい北欧家具の展示(諸橋弘平撮影)
(2024年1月14日掲載)

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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