北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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ななかまど 不動産よろず相談室

不動産にまつわる疑問をプロに教えてもらいました


不動産よろず相談室

Q. 旭川市内で戸建ての新築を考えています。土地選びのポイントを教えてください。

 

A.「良い土地とは?」と聞かれたら、宅建業者は「日当たり良く、風通しの良い南向きの物件」と申し上げます。但し一概に当てはまりません。それはなぜか?旭川市も含め、南向きと言っても多くの土地は角度が付いています(一部の地域を除く)。それと大事なのは、両隣に隣接する建物との位置関係です。これについては現地での立会を含め、考察が必要です。
先人は「巽(たつみ)向きが一番」と言います。これは古代中国から伝わる八卦を形成している一つで、真東より少し南寄りの東南を指しています。理想は東南の角地が良いとのことですが、同じ角地であれば南西の角地が良いと思います。内地(本州)の人は、「東の陽は生物の成長に良い影響を与え、西の陽は生ものを悪くする」と言います。ただ北海道のような寒冷地の場合、春先の雪解けは倍近く時間がかかるため、西南が有利です。

【次回へ続く】


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