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旭川の初夏彩るマーチ*「音楽大行進」3年ぶり開催
【旭川】国内最大級のマーチングバンドの祭典「第90回北海道音楽大行進」が6月4日、旭川市内中心部で行われた。新型コロナウイルスの影響で昨年まで2年連続中止となっており、3年ぶりの開催となった。上川管内の77団体約2400人が、壮大な演奏で初夏の旭川を彩った。
旭川市や北海道新聞旭川支社などでつくる実行委の主催。石狩川の河川敷で行われた開会式では、中高生約890人が行進曲「若い街から」を演奏した。
パレードでは幼児や小中高生、社会人らが金管楽器などでポップスやラテン音楽を奏で、沿道の観客約10万4千人を魅了した。旭川市の今村光男さん(86)は「生演奏を聴くと元気づけられる」と笑顔を見せた。
この日は第90回の節目を記念した関連行事「旭川ミュージックウィーク(AMW)」も開幕した。平和通買物公園などで、同管内の中学校・高校計約20校の吹奏楽部が演奏した。AMWは12日まで。(綱島康之)
【写真説明】大勢の観客の前で演奏する参加者たち=4日午後、旭川市8の7(諸橋弘平撮影)
(2022年6月5日掲載)
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