今週の一枚
旭岳で初冠雪*平年より11日遅く
【旭岳温泉】旭川地方気象台は10月6日、道内最高峰の大雪山系旭岳(2291メートル)で初冠雪を観測したと発表した。昨年より10日遅い観測で、平年に比べて11日遅く、観測を始めた1888年(明治21年)以降では5番目に遅い。
同気象台によると、5日から6日にかけて、上空に10月中旬から下旬並みの寒気が入り、冷え込んだ。
標高1600メートルの旭岳ロープウェイ姿見駅付近を散策していた東京都の会社員尾崎泰隆さん(33)は「紅葉が目当てで訪れたが、まさか10月に雪を見ることができるなんて驚きで、うれしい」と話していた。(折田智之)
【写真説明】雲の切れ間から初冠雪した山肌が見える大雪山系旭岳の山頂付近=10月6日午前8時15分(西野正史撮影)
(2021年10月6日夕刊掲載)
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