今週の一枚
チシマザクラ 初夏彩る*旭岳山麓で見ごろ (6/30)
【旭岳温泉】道内最高峰の大雪山系旭岳(2291メートル)の山麓でチシマザクラが見ごろを迎え、夏山シーズンが本格化する大雪山系を訪れる人々の目を楽しませている。
標高約1100メートルにある旭岳ロープウェイ山麓駅の駐車場脇には20本ほどのチシマザクラがあり「日本で一番遅く咲く桜」として知られる。ロープウエーを運行するワカサリゾートによると今年はほぼ例年通りの6月22日に開花、26日に満開となった。天候次第だが7月初旬まで花見を楽しめる。
夫婦で訪れた松山市の自営業玉井周平さん(67)は「こんな季節にサクラが咲いているとは。意外なところで今年最後の花見が出来ました」と驚きながらかれんな花を写真に収めていた。(宮永春希、写真も)
【写真説明】旭岳の山麓で小さくかれんな花を咲かせるチシマザクラ=6月29日午前
(2021年6月30日掲載)
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