北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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今週の一枚


早苗青々 陽光に輝く*東川で田植え(5/13)


 
 【東川】上川管内のトップを切り、町内の農業生産法人「松匠(まつしょう)」の水田で5月12日、田植えが始まった。青々と育った12センチほどの苗が田に植えられ、春の陽光に輝いた。
 松匠はコメや野菜を栽培しており、約20ヘクタールの水田には「ゆめぴりか」や「ななつぼし」を植える。この日は4人が田植え機に次々と苗を積み込み、作業を進めた。松家孝志社長(47)は「新型コロナウイルスの影響で米の需要は減っているが、おいしい米を産地から消費者に届けるので、たくさん食べてほしい」と話した。田植えは1週間ほど続くという。
 東川町農協によると、町内の田植えの開始は15~17日ごろがピーク。今年は今月上旬に低温や日照不足があったものの、苗の生育に問題はなく、田植えの時期も平年並みという。町内全体では124戸が計2130ヘクタールを作付け、主食用、加工用含め約1万2400トンの収量を見込む。(折田智之)

【写真説明】青空の下、次々と植えられていく苗(宮永春希撮影)
(2021年5月13日掲載)

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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