北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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ミニぐるめ情報

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Vol. 880 平田とうふ店

「平田とうふ店」が新しく開発したうどんの名前は“豆腐屋がうどんを作るとこうなる”。販売が開始されてまだ2ヶ月ほどだが、すでに5,000袋以上を売り上げている。

 

豆乳を使った喉ごし爽快うどん

豆腐屋がうどんを作るとこうなる

 

 毎週豆腐を届けてくれる東川町の「平田とうふ店」の配達員さんから「新製品のうどんができました。食べてみてください。」と袋入りの生うどんをいただいた。2020年11月下旬に販売開始したばかりの商品で、品名は“豆腐屋がうどんを作るとこうなる(2食入り・460円)”。なかなか攻めたネーミングだ。

 

 早速茹で上げ、水でしめてから素うどんで食べてみることに。麺はきしめんタイプの平打ち。一口すすると、驚くほどつるつるした食感が口の中を駆け巡る。さらに平打ちとは思えないコシの強さと、喉ごしの爽快感が心を鷲づかみにする。これはうまい。原材料は小麦・豆乳・食塩・打ち粉の加工デンプンのみ。「水を使わないことで独特の喉ごしの良さが生まれました」と、開発に携わった平田拓也専務は語る。加工は同じ東川町の製麺会社「旭川製麺」が担当している。「平田とうふ店」で販売しているほか、ウエスタンパワーズ、スーパーアークス ウエスタン北彩都、ウエスタン川端でも販売されている。

 

 このうどんは豆腐を作る過程でできる豆乳とおからを使った加工品“いそふらシリーズ”のひとつで、他に旭川の菓子舗「壺屋」とタイアップした食パン“いそふらぱん”や、“ソイクロワッサン”も販売中。さらに生パスタや生ひやむぎの販売準備が進められており、豆腐をテーマにした様々な構想を練っているそうだ。

 

 東川産の大豆にこだわった“丸大豆とうふ(900g・460円)”や“白寄せ豆腐(300g・410円)”、“生湯葉(130g・820円)”のおいしさも変わることなく、地域の人々に愛され続けている。

 

大豆の風味を凝縮した“白寄せ豆腐”

 

上品な味わいの“生湯葉”

 

 

平田とうふ店

上川郡東川町北町9丁目1-5

TEL(0166)82-4148
【時間】6:00~売り切れ次第終了
【定休日】元日のみ
●P有


ミニぐるめ君のつぶやき

平田専務は8年前に入社した社長の息子さんで、“いそふらシリーズ”の開発に全力を注いできた。同じ町内の「宮崎豆腐店」でも息子さんが店を引き継ぎ、商品開発などで活躍している。どちらも今後が楽しみだ。

【ミニぐるめ君ブログ】

https://ameblo.jp/ipponmatu-umare

 

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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