北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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ミニぐるめ情報

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Vol.857 小西鮨

その日の最高のネタを握る“旬の大将お任せ握り”。ほぼ1年を通して、お薦めの“炙りキンキ握り”と“イクラ添えウニご飯”もセットになっている。

 

香ばしさがキンキの魅力を引き出した極上握り

炙りキンキ握り

 

 「小西鮨は随分おいしくなった」。サンロク街で人気の寿司屋だが、最近こんな噂話をよく耳にするようになった。毎日早朝のキョクイチへ足を運び、自ら目利きしたネタを揃えているため、握りの鮮度は元々旭川でも評価が高かった。小西裕也大将が初代と世代交代して6年になるが、道内各地の名店の食べ歩きをしながら、ネタの品質を上げる努力を続けてきたのだ。

 

 そんな大将のお薦めが“炙りキンキ握り(1貫605円)”だ。そのまま食べても十分にうまい道東産の生のキンキを、炙ることで余計な脂を落とし、軽やかな口当たりと焼き目の香ばしさがキンキのおいしさを一段と際立たせている。そしてため息が出るほどうまい。ミョウバンを使わない“塩水ウニ”を使う機会が増えたのも最近の傾向だが、そのウニを酢飯に練り込んだ“イクラ添えウニご飯(1,320円)”はウニの魅力が最も堪能できる逸品。どちらも単品で楽しめるが、その日の最高のネタを握る“旬の大将お任せ握り(10貫・4,956円~)”でも味わえる。この他、素材の風味に深いうま味をプラスした熟成握りや、殻付きの活ホタテなども新しいこだわりのひとつだ。

 

 コロナ禍でこの春に一時期ランチ営業(握り1,100円~、ちらし2,200円~)をしていたが再開のリクエストが多く、9月2日から再スタートが決定。昼、夜共にテイクアウトも対応。

 

9月2日からランチ営業も再開

 

 新型コロナ感染予防対策ではスタッフのマスク着用の他、プラズマクラスター機能付き空気清浄機や消毒液の設置、テーブル席間のロールカーテン設置などを取り組んでいる。

 

サンロク街にある店舗

 

小西鮨

旭川市3条通6丁目右6号

 

 

TEL(0166)22-4443
【時間】18:00~22:30(LO)
※9月2日からランチ営業スタート[水~日曜日]11:30~14:00(LO)
【定休日】月曜日
●27席●禁煙

 


ミニぐるめ君のつぶやき

生き残りへの競争が激しい飲食業界にありながら人気店として営業を続ける飲食店は、どの店も陰での努力を怠っていない。中でも「小西鮨」のおいしさへの取り組みは、もっとも結果を残している事例のひとつだと思う。

【ミニぐるめ君ブログ】

https://ameblo.jp/ipponmatu-umare

 

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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