今週の一枚
春の香り スズランかれん*旭川の農家 出荷始まる(4/15掲載)
旭川市内の農家で、スズランの花の出荷が始まった。40年以上栽培を手掛ける東旭川町上兵村の農業相田悟さん(64)方のビニールハウスでは、高さ25センチほどに生育。上品な香りが漂う中、妻の敦子さん(61)と除草作業に追われている。
4月12日、農協を通して切り花330本を今季初出荷。かれんな姿のスズランは地元でも人気が高まっており、初めて旭川の市場に出した。札幌の市場と合わせて今月末までに3千~4千本を出荷する計画で、店頭価格は1本100~120円になる見込み。相田さん夫妻は「かわいらしいスズランを見て多くの人が和んでくれれば」と願っている。(西野正史、写真も)
【写真説明】相田さん方のビニールハウスで白い花を咲かせるスズラン=13日
(2020年4月15日掲載)
※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。