北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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ミニぐるめ情報

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Vol.839 コヤナギストアー


旭川の卸売市場で目利きした、新鮮な魚が並ぶコヤナギストアーの鮮魚コーナー。ほとんどが前日に道内の漁港で水揚げされた魚介だ。


市場で目利きした鮮魚の実力

生ニシン

 

「コヤナギストアーの魚はうまい」。そんな話を今まで何人から聞いてきただろうか。
旭川にある小売店や鮮魚店の中でもとりわけ鮮度が良く、いつも質の高い鮮魚が揃っている。
その品質を支えているのは、毎日新鮮な魚が届けられる市場「キョクイチ」や「一印」などに、寺井一志社長はじめ数名のスタッフが夜も明けぬうちから足を運び、自ら目利きしていることにある。
仲卸に委託しても同じ市場から鮮魚は届けられるのだが、「少しでも早い時間に行き自分で目利きしないと、本当にいいものは手に入りません」と寺井社長は言う。もちろん野菜や肉も同様だ。

 


野菜も鮮度抜群

 

社長にお薦めの鮮魚を伺うと、その日入荷したばかりの厚岸産“子持ちニシン(1匹216円)”を紹介された。
もちろん一度も冷凍していない生魚だ。早速購入し、頭や内臓を取り除いてもらったが、対面販売ゆえ三枚下ろしなどを含む下処理は無料サービス。
自宅で海塩を振り、焼き魚でいただくと味が濃く、久しぶりにうまいニシンを味わうことができた。
このほか留萌産“活タコ(100g267円)”や、羽幌産“甘エビ(100g270円)”もお薦め。野菜のお薦めは富良野産の“極太アスパラ(1束537円)”。旬としては走りのため価格は少々高めだが、太さと甘さは走りならではの品質だ。
道外産の“新タケノコ”も旬を迎えており、今後は道内の山菜も徐々に登場予定だ。価格は変動するのでご了承を。

惣菜や弁当も種類豊富で、自宅で揚げる天ぷらやとんかつも好評。新型コロナウイルスの影響で自宅で食事をする機会が増えているが、素材を吟味してさらにおいしい自宅ご飯を楽しんで見てほしい。

 


惣菜や弁当も多彩

 

 

コヤナギストアー

旭川市豊岡7条3丁目4-13

TEL.(0166)31-0501
【時間】8:30~18:00
【定休日】日曜日、祝日
●P有

 

 


ミニぐるめ君のつぶやき

「商品は新しく、店舗は昭和のまま」と寺井社長。対面販売という接客スタイルも昭和のまま。いい物を少しでも安く提供しようとする姿勢が、客からの絶対的な支持を受けてきた。このままの姿で存続し続けてほしい。

【ミニぐるめ君ブログ】

https://ameblo.jp/ipponmatu-umare

 

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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