北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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ミニぐるめ情報

ミニぐるめ君が食べて選んだ感動の味口コミ情報をはじめ、 食の特集やレシピまで、知って得する情報が満載です。


Vol.797 極旨らーめん綾弥汰(あやた)

店主お薦めの“赤みそらーめん”は、赤みそに八丁みそが深みを与えるコッテリスープが魅力。豚丼と組み合わせた“熟成豚丼セット”はボリューム満点メニュー。


八丁みそが深みを与える濃厚スープ
赤みそらーめん

 

2018年に閉店した旭川市東光3条4丁目のラーメン店「味源東光店」の跡地に、今年1月、新しいラーメン店「極旨らーめん 綾弥汰(あやた)」がオープンした。
店主は「味源東光店」の店長を務めていた菊地克之氏。
閉店をきっかけに独立を決心した。
スープのベースは豚骨、鶏ガラ、牛骨に野菜。同店の経験を生かしながらもオリジナルの味を目指し、一番大きく変わったのはできる限り化学調味料を使わなかったことだと菊地氏は言う。

店主のお薦めは“赤みそらーめん(850円)”。
とろみが出るまで煮詰めたスープにベースとなる赤みそと、味に深みを与える八丁みそをブレンドした濃厚なみそ味だ。麺を持ち上げるとスープがよくからみ、八丁みそのうま味が広がってゆく。
ラードは使っていないので脂っこさはなく、ラーメンにしては口当たりが軽やかだ。
チャーシューはロース肉とバラ肉から選ぶことができる。通常サイズの豚丼が付いたボリューム満点の“熟成豚丼セット(みそ1,350円)”は、早くも根強いファンを持つ人気メニュー。

 

魚粉が添えられる“しょう油らーめん”

“しょう油らーめん(750円)”は筆者のお薦め。
スープはほっくりとした豚骨の風味を感じるやさしい味わいで、飲むほどに自然なうま味が広がりもう一口が止まらなくなる。
添えられたアゴ(トビウオ)の粉末を加えると味に深みが生まれ、
味の変化を楽しむことができるサービスもうれしい。しょう油には軟らかなバラ肉のチャーシューがよく合うようだ。

体にやさしい食を提供したいと手作りに努めた「綾弥汰」のラーメンのおいしさをぜひ堪能してほしい。

 

味源の跡地にオープンした「綾弥汰」

 

 

 

極旨らーめん 綾弥汰(あやた)

旭川市東光3条4丁目4-25

TEL090-9080-4581
【時間】11:00〜14:30(LO14:20)、17:30〜21:00(LO20:50)
【定休日】月曜日(祝日は営業)
●22席●禁煙●小上がり有●子ども連れ歓迎●P有

 


ミニぐるめ君のつぶやき

化学調味料を使わない自然派のラーメン店が全国的に増えてきたが、旭川にもその波が徐々に広がりを見せている。
「綾弥汰」以外にも掲載を控えているそんなラーメン店が2店舗ほどあるので、紹介記事をお楽しみに。

【ミニぐるめ君ブログ】

http://blogs.yahoo.co.jp/ipponmatu_umare

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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