北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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ミニぐるめ情報

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Vol.791 vegetable sweets valore cyan(バローレシアン)

ビーツの赤色が印象的な“ビーツとブラッドオレンジのプリン”。ビーツやブラッドオレンジ、リキュールなど素材の風味が見事に絡み合った高級感漂うスイーツだ。


旬の北海道野菜を使った体に優しいスイーツ
ビーツと国産ブラッドオレンジのプリン

 

昨年11月、旭川空港の国際線ターミナルビルの完成に合わせ、1階の国内線ターミナルとの中間地点に魅力的なプリンを販売するショップ「valore cyan(バローレシアン)」がオープンした。
本店は美瑛のイタリアンレストラン「valore(バローレ)」。北海道の旬の野菜を見事な料理に仕上げるオーナーの才田シェフが、野菜の魅力を生かしたスイーツを提供することを目的に商品開発に取り組んできたという。

プリンは3種。2種のカボチャを使った“クレームキャラメル(550円)”は、カボチャの風味が生きたしっとりタイプで、カラメルソースがまろやか・・・と、ここまではいい。

“ホワイトチョコと菊芋のプリン、トンカ豆風味(700円)”は、ホワイトチョコの風味をまとった高級感漂う味わいと香りが広がってゆく。
極め付きは“ビーツと国産ブラッドオレンジ(700円)”。ブラッドオレンジの爽やかな酸味の奥から静かに語りかけてくるような上質な甘さが現れ、特別感のあるおいしさが広がる。季節により使用する素材が変わることがある。

 

“インカノメザメとトリュフのエクレア”

この他、帯広産の希少なユリ根を使ったパンナコッタにシャンパン風味の泡をまとったイチゴのジュレが載った“パンナコッタ&ジュレ(750円)”や、黒トリュフ香るジャガイモのクリームが印象的な長さ20センチ以上の“インカノメザメとトリュフのエクレア(3,000円)”など、どれも野菜の個性が光る。

価格的には少し高めだが、高級感のあるパッケージも含め大切な人に届けたい極上のおいしさがあふれている。

 

旭川空港1階にある店舗

 

 

 

vegetable sweets valore cyan (バローレシアン)

上川郡東神楽町東2線16-98・旭川空港国際線ターミナルビル 1F

TEL(0166)64-6181
【時間】7:55~20:00
【定休日】無休
●P有(1時間無料)

 


ミニぐるめ君のつぶやき

久しぶりに味の表現に苦労した記事だった。一言で言うと「食べたことのない高級感あふれる素晴らしい味」といったところだ。野菜の魅力を大切にする才田シェフの心意気と気迫を感じる、そんなスイーツだった。

【ミニぐるめ君ブログ】

http://blogs.yahoo.co.jp/ipponmatu_umare

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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