北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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ミニぐるめ情報

ミニぐるめ君が食べて選んだ感動の味口コミ情報をはじめ、 食の特集やレシピまで、知って得する情報が満載です。


Vol.781 東川楽座 笹一(ささいち)

冷凍物を使わない握り寿司。赤身はしっとりとした口当たりで甘く、ボタンエビはブリッとした歯触りを感じる。ガリももちろん自家製。


新店舗に合わせネタも一新
握り寿司

 

オシャレなカフェが次々オープンし続ける東川町だが、長年地元で営業を続ける飲食店も努力を重ねている。ラーメンから寿司まで幅広いメニューを取りそろえ、東川町民の台所として長年愛され続けて来た「笹寿し」もその1つだ。2018年10月、店舗を新築し、店名も「東川楽座笹一(ささいち)」と一新してリニューアルオープンした。

注目点は名店で修業した寿司職人が新たに加わったことだ。
寿司ネタの基準を見直して冷凍物の仕入れをなくした上に、味付けを要するネタやガリも全て自家製に変更したのだ。
寿司を注文する客が増えたことは言うまでもなく、もちろん評判は上々だ。とはいえ愛され続ける町民の台所。価格は“いちょう(並8貫・1,120円)”と割安だ。ネタの種類は白身、赤身、甘エビ、イカ、サーモン、トビコ、穴子、玉子と十分な品ぞろえになっている。最も高い特上の“あかね”でも、11貫で2,590円とリーズナブルになっている。

のどごしがいい手打ちの二八そば

数年前から手打ちに変えたそばも人気が高い。
つなぎに小麦粉を2割使った二八そばで、カツオ香るつゆもいい。“もりそば(800円)”、“ゆず南蛮(鴨・1,200円)”などお薦め。
化学調味料を使わない“しょうゆラーメン(650円)”も根強い人気。

昼は“寿しセット(1,500円)”などのお得なメニューがそろい、夜は“笹ざんぎ(560円)”などの居酒屋メニューもそろう。

寿司をつまみ、ザンギをほおばり、ビールを流し込み、そばで締めるといったことも「笹一」ならではの楽しみ方である。

 

 

新築で清潔感のある店内

 

東川楽座 笹一(ささいち)※旧笹寿し

東川町南町1丁目2-4

TEL(0166)82-2747
【時間】11:00〜14:00、17:00〜22:00(LO21:30)
【定休日】不定休(月に4日程度休み)
●80席 ●P有

 


ミニぐるめ君のつぶやき

料理のスキルが上がったこともさることながら、店内がきれいで明るくなったため若いカップルが増えたようだ。東川が「カフェのまち」と称されるようになってきたが、老舗の和食処が頑張ってくれているのもうれしい限りだ。

【ミニぐるめ君ブログ】

http://blogs.yahoo.co.jp/ipponmatu_umare

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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