ミニぐるめ情報
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Vol.772 やきとりとおばんざい鳥忠(とりちゅう)
道産交雑牛の赤身の魅力を引き出した“ローストビーフ”。脂が少ないことからダイエットを気にする女性客にも人気のメニューになっている。
道産交雑牛の赤身のうま味
ローストビーフ
日本の酪農技術の象徴・霜降り肉が美食の象徴として高い評価を得ているが、その一方で、健康志向が支持される時代を迎え、もう一つの牛肉文化としてヘルシーな赤身肉の需要が高まりを見せている。ニーズに応えるように、赤身肉の魅力を生かしたローストビーフを提供する飲食店が旭川でも増えてきた。そんな時代に順応し、市民に人気の焼き鳥屋の「鳥忠」が新メニューとして“ローストビーフ(486円〜)”を登場させた。牛肉は和牛と乳牛を掛け合わせた交雑牛と呼ばれる道産の肉用牛で、赤身肉に深みのある味わいがある。
店長のお薦めは“炭焼ローストビーフと香味野菜(ポン酢味・810円)”。食べやすい薄さに切り分けられたローストビーフはもっちりとした歯触りで、噛むごとに肉本来のうま味がにじみ出てくる。脂がうまい霜降り肉もいいが、赤身肉もそれに負けない味わいがあることを実感できる料理だ。みょうがやかいわれ大根、大葉などの香味野菜と一緒にいただくとローストビーフの風味が更に際立ち、味の変化も楽しめる。
もちろん焼き鳥(夜のみ)もお薦めだ。「鳥忠」の焼き鳥は塩やタレのほか、おろしポン酢、やまわさび、塩チーズなど、食べ飽きしないように工夫されている。中でも“鳥塩バジルソース(2本・454円)”はバジルの風味が鳥肉の味わいを引き立て、ストレスが抜けてゆくような幸せな気持ちにしてくれる。
「鳥忠」には一品料理や寿司、天ぷらも揃っているので、忘・新年会などの宴会にもお薦めだ。
やきとりとおばんざい鳥忠(とりちゅう)
旭川市2条通2丁目
TEL(0166)29-2911
【時間】11:30〜15:00・17:30〜23:00(入店)
【定休日】不定休
●100席●小上がり有●P有(お店にご確認ください)
ミニぐるめ君のつぶやき
焼き鳥のバリエーションと一品料理が人気を支えてきた。それでも進化を止めることなく、握り寿司やローストビーフと新メニューを開発し続ける「鳥忠」。競争の激しい飲食の世界で生き抜く店は皆、こんな努力をしている。
【ミニぐるめ君ブログ】
http://blogs.yahoo.co.jp/ipponmatu_umare
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