北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

ミニぐるめ情報

ミニぐるめ君が食べて選んだ感動の味口コミ情報をはじめ、 食の特集やレシピまで、知って得する情報が満載です。


Vol.752 非加熱、無添加の東神楽産完熟はちみつ 採れたまんまの純粋はちみつ

7月から9月にかけて東神楽で採取した、非加熱、無添加のはちみつ。ラベルに記された「Pure(ピュア)」の文字が自然のままであることを象徴している。


north bee (ノースビー)/三皇商事

週末になると、道の駅「あさひかわ」のロビーに店を構えるはちみつ専門店「north bee(ノースビー)」。
旭川在住の高橋千悦子さんが7月から9月の3ヵ月間、東神楽で集めたはちみつを販売している。夏季限定の理由が面白い。高橋さん自身はちみつが苦手だったが、愛知と東神楽に拠点を持つ養蜂家のはちみつを食べる機会があり、そのおいしさに衝撃を受け、東神楽ではちみつを採取する時期に仕事を手伝うようになったという。
販売している“採れたまんまの純粋はちみつ”は自身採取。おいしさの秘密は、蜂が羽根で風を送り、時間をかけて蜜の水分を飛ばした“完熟はちみつ”のため保存性が高く、非加熱、無添加でそのまま味わえることだ。
現在販売しているのは昨年採取したものだけ。7月採取のはちみつはクローバー中心でクセがなく、料理にも使いやすい。8月はイタドリが多く、色も甘さも濃厚。9月はオオハンゴンソウが多く、クローバーとイタドリの中間のような味わい。お薦めは8月採取のはちみつだ。黒糖のような深いコクと甘さがあり、それでいてサッパリした後味もいい。売価は採取月に関係なく、大瓶(600g)3,300円、中瓶(240g)1,400円、小瓶(130g)780円、使いやすいプラスチックボトル(300g)1,780円。
そのはちみつをコールドプロセスで栄養を壊さないように加工した“みつばちせっけん”(680円)もお薦め。 イベントに呼ばれロビーに店を出せないこともあるが、道の駅あさひかわのショップでも購入することができる。

 

はちみつせっけん

 

道の駅「あさひかわ」に出店している

north bee(ノースビー)三皇商事

旭川市神楽岡9条6丁目1-7

TEL(0166)74-5795
※電話応対時間11:00〜16:00
※土・日曜日は道の駅「あさひかわ」で11:00〜16:00営業(催事で不在の場合もあり)
【定休日】不定休

http://toretamanma.shop-pro.jp/

 

【道の駅あさひかわ】
旭川市神楽4条6丁目1-12


ミニぐるめ君のつぶやき

 

養蜂家は蜂の入った巣箱を花のある場所に移動させながら蜜蜂の力ではちみつを集める。高橋さんはその蜂を巣箱ごと借りて蜜の採取をしているので養蜂家ではないが、はちみつの質は養蜂家に負けていない。

【ミニぐるめ君ブログ】

http://blogs.yahoo.co.jp/ipponmatu_umare

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


GO TOP