北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

ミニぐるめ情報

ミニぐるめ君が食べて選んだ感動の味口コミ情報をはじめ、 食の特集やレシピまで、知って得する情報が満載です。


Vol.745 旭川のソウルフード ジュンドッグ

 

“ジュンドッグ”は美瑛の洋食屋で誕生し旭川市民に育てられた。写真は“ジュンドッグトレー”。“ジュンドッグ”は1本と2本から選べる。

 

ジュンドッグのピジョン館

 

2月に札幌に行く用事があり、旭川駅の売店で“ジュンドッグ”を買い列車に乗り込んだ。えびフライなどをご飯で包んだファストフードであることは知っていたが、一度も食べたことがなかった。

 

札幌で仕事を済ませ、帰りの列車の中で食べたのだが、そのおいしさに衝撃が走った。ご飯一粒一粒に存在を主張するような張りがあり、冷えているにもかかわらず信じられないくらい旨い。海老の火入れも絶妙。ご飯とえびフライの間に染みているタレも濃すぎずバランスがいい。包み紙にくるまれているので食べやすく、手が汚れないのもいい。原材料表記を見てみると、アミノ酸や酸化防止剤など添加物の表記が一切ない。

旭川で28年間“ジュンドッグ”を販売している「ピジョン館」の渡邉二郎社長に伺うと、米は冷めてもおいしくなるよう自社ブレンドしガス釜炊きで、えびフライのパン粉は自家製生パン粉を使用。毎日できたてを販売し、冷凍保存は一切しないという。ファストフードといってもジャンクな感じは全くない。

 

 

「ピジョン館」の店内では“ジュンドッグ”にみそ汁とサラダが付いた“ジュンドッグトレー(ジュンドッグ1ピース900円・2ピース1,300円)”と、“ジュンドッグ”になる前の衣がサクサクのえびフライが3本付いた“えびフライ定食(1,390円)”が味わえる。もちろんみそ汁のダシやドレッシングも手づくりの優しい味だ。

“ジュンドッグ”しか食べたことがない人は、ぜひ衣サクサクのえびフライの感動的なおいしさも味わってほしい。

 

 

ジュンドッグのピジョン館

旭川市東光11条2丁目4-22

TEL 0800-800-1071(無料通話)

【時間】11:00〜15:00(LO14:30)

【定休日】水曜日●25席●お子様連れ歓迎(ベンチシート有)●禁煙●P有

http://jundog.com/

 


ミニぐるめ君のつぶやき

 

渡邉社長、今まで食べたことがなくて本当にゴメンナサイ。でもねそんな人、他にもいるでしょ?さらに「ピジョン館」の中で“ジュンドッグ”の定食が食べられることを知らない人もいるでしょ?みんな食べに行こう。

 

【ミニぐるめ君ブログ】

http://blogs.yahoo.co.jp/ipponmatu_umare

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


GO TOP