北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

くらし

生活に役立つ情報をお届けします。 毎日がちょっと上質になる、くらしのヒントを見つけてください。


【引っ越し特集3】プロに聞いたコツ編

経験豊富なプロだから知ってる引っ越しの小技やコツをたくさん教えてもらいました。ぜひ、参考にしてみてくださいね!

 

インテリアコーディネーター、
整理収納アドバイザー1級視線の
引っ越しの心得

教えてくれた人:デザイントーク有限会社 大谷 薫さん
旭川市旭神2条4丁目10-15 TEL 0166-66-0540

 

私は、社会人になってから14回の引っ越しをしている引越魔です。5年前に家を購入しましたので、もうそんなにお引っ越しをすることはないと思っていた矢先、長男がこの度新社会人として、新生活をスタートさせるフレッシュマンに。行先は、大阪。(じっくり、考えるとさびしい・・・ので、じっくり考えない)本人は新しい生活、新しい環境、自由、可能性、希望を手に入れることになり、期待が広まっているのを間近でみています。今回は、そんな母としての立場ではなく、インテリアのプロとして、引っ越し魔の立場として、アドバイスさせていただきます(笑)!

フレッシュマンの引っ越しのポイント

 

1.モノのサイズを確認

「家具が大きすぎて入らない」。そんなトラブルは決して少なくありません。窓や入口のサイズと家具のサイズは目測ではなく、数値で把握しておきましょう。基本的に住宅は尺寸法(一尺=約30.3cm)を基準として作られています。その基準寸法の倍数で考えるとわかりやすいです。たとえば通路や出入口ドアの横幅は三尺、窓の幅は五尺など。ただ最近の住宅ではさまざまなサイズも増えていますので、ご注意を。

2.生活用品の“新調”は“慎重”に

生活用品を価格やお得感優先で、間に合わせ的な物を選ぶ方は少なくありません。ただ、家具や家電は簡単には壊れません。998円のカラーボックスでさえ、10年も20年も使えます。だから、「とりあえず」という買い物はやめましょう。できるだけ自分が納得&気に入った物をそろえることをお薦めします。愛着をもって使える家具やインテリアに囲まれる新生活は幸せな気持ちにさせてくれますよ。

3.購入するならノックダウン家具がお薦め

家具が玄関から入らないうえ、部屋が2階以上の場合、家具をロープで吊り上げて窓から入れることになります。入れたが最後、出すときもロープで吊り下げることになります。そこでお薦めなのが、ノックダウンという組み立て式の家具です。ソファーやベッドなど大物家具もコンパクトに運べるので、階段も運びやすくなります。特にソファは思っているより大きい場合が多いのでお薦めです。

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


GO TOP