ミニぐるめ情報
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Vol.735 低温調理の豚肉がホロリとうまい 白いんげん豆のトマト煮込み
越冬野菜を使った“美瑛産ポークと白いんげん豆のトマト煮込み”。「100%ではないが出来る限り自然派です」と語る東京から移住した細田専務は美瑛が大好きだ。
フェルムラ・テール美瑛
Ferme LaTerre
2017年6月、美瑛のパッチワークの丘に、レストランと洋菓子店を併設した「フェルムラ・テール美瑛」がオープンした。店名はフランス語で「大地の農場」を意味し、美瑛町で収穫された農産物の魅力を引き出した美食を提供してくれる。
ランチのお薦めは“ 美瑛産ポークと白いんげん豆のトマト煮込み”(大地のスープ、パン、飲み物付・1,944円)。スープの内容は不定期に替わる。この日は越冬大根、長ネギ、玉ネギのスープで、道産昆布だしに微量の塩で味付けした、素材の風味を全面に押し出した自然な味わいだ。自家製の焼き立てパンはモッチリとした歯ごたえで、小麦の香ばしさをまとっている。
添えられた美瑛千代田牧場産無塩バターは店内でホイップしているため、口当たりが軽やかだ。メインのトマト煮込みは、低温調理された豚肉が絶品。ナイフを当てただけでホロリと崩れ、噛むほどに素材のうま味がにじみ出てくる。甘さと酸味のバランスが良いソースも格別で、豚肉やゴロリと盛られた越冬ジャガイモのおいしさを後押ししてくれる。
ショップのお薦めスイーツは、千代田牧場のジャージー牛から搾ったノンホモ牛乳を原材料とする大地のプリン“ウ・オ・レ美瑛”(324円)。
濃厚でなめらかな口当たりだ。麦わらロールをイメージした“麦稈(ばっかん)ロール”(454円)は、マスカルポーネのクリームとナッツの香ばしさが印象的。
真っ白な大地にぽつんとたたずむ「フェルムラ・テール美瑛」で、美瑛の農産物のおいしさと非日常を楽しんで欲しい。
フェルムラ・テール美瑛
上川郡美瑛町字大村村山
TEL 0166-74-4417
【時間】10月〜4月/ランチ11:00〜15:00、カフェ10:00〜17:00※5月〜9月はディナー営業有(17:00〜21:00)
【定休日】10月〜4月/月・火曜日(祝日の場合は翌日)※5月〜9月は月曜日●52席(夏期24テラス席)●子ども用イス有●禁煙●P有
ミニぐるめ君のつぶやき
東京都世田谷区に本店を持ちながら、美瑛産小麦の魅力に導かれ昨年美瑛にオープンした同店。素材の魅力に敬意を払う料理に、「私達は北海道の豊かさをこれほどリスペクトして生きているのだろうか」と思わず反省してしまう。
【ミニぐるめ君ブログ】
http://blogs.yahoo.co.jp/ipponmatu_umare
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