北海道新聞旭川支社
美瑛町の丘から見た十勝岳の山々
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今週の1枚
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農家に春の活気*豊作を願い 田植え着々*「おいしいコメを」(5月17日)

 コメどころの上川管内は田植えシーズンを迎えた。旭川市東旭川町の農場「うけがわファーム」では5月16日、水田に「おぼろづき」と「ゆめぴりか」の苗を植えていった。
 同農場は11日に田植えを開始。4月中は好天に恵まれたものの、5月上旬に肌寒い日が続いたため、作業開始は例年並みに落ち着いたという。計30ヘクタールに「ななつぼし」など5種類のコメを栽培する計画で、請川幹恭さん(41)は「今年は苗の状態が良い。天気に恵まれ、おいしいコメができれば」と話していた。
 市内の4農協によると、田植えは今週中に本格化し、6月上旬ごろまで行われる見通しという。(中沢広美)
【写真説明】大雪山系を背に田植え作業が進むうけがわファームの水田(大島拓人撮影)
今日のニュース

旭川郊外 豊岡商店街組合が解散
後継不足でピーク時の2割、17店(2016/5/27)

 旭川市郊外の豊岡商店街振興組合(長谷敏治理事長)が今春で解散、近く清算手続きに入ることが26日分かった。後継者不足などで加盟店はピーク時の2割近くまで減少し、活動の継続が困難と判断したため。市内の商店街振興組合の解散は2005年3月の「十七丁目オール商店街振興組合」(JR旭川四条駅周辺)以来で、商店街の厳しい現実に関係者は危機感を募らせる。
 豊岡商店街振興組合の解散は3月31日の臨時総会で決定。加盟店は発足当初に70店舗あったが、解散時は17店舗まで減っていた。
 市経済観光部によると、市内で2000年以降に解散した商店街振興組合は「十七丁目−」と04年5月の「大学通商店街振興組合」(旭町)。豊岡の振興組合の解散で、市内の商店街振興組合は六つになる。
 豊岡の振興組合は1981年に前身の豊岡中央商店街が発足。85年に改組し、市内で9番目の振興組合となった。02年7月に空き店舗を改装し、地域住民の交流拠点「とよおか村」を開設。朝市や手打ちそばの販売など地域活性化に取り組んできた。しかし、加盟店の減少に伴い、組合への賦課金も減り、組合が関係団体に払う負担金が重荷になるなどして存続が困難になった。
 長谷理事長によると、6月中旬ごろをめどに財産の処分などの清算手続きを終え、加盟店や周辺の店と相談し、商店会など任意団体の設立を目指す考え。法人格のある振興組合ではなくとも、地域活性化の補助金申請はできるという。
 とよおか村は加盟店有志でつくる運営会社が所有しており、今後も活用を続ける予定だ。長谷理事長は「地域住民の生活を支えるため、商店主たちと力を合わせていく」と話している。
 市内の商店街振興組合が加盟する市商店街振興組合連合会の宮口幸治理事長は「撤退した丸井今井旭川店や、9月末で閉店する西武旭川店など大型商業施設も経済の低迷の影響を受けている。商店街も同様で人ごとではない」と深刻に受け止めている。

インフォメーション
 北海道新聞旭川支社は、新聞作りや新聞社の活動などに理解と関心を深めてもらうために見学者を受け入れています。
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 NIE(教育活動に新聞を)活動の一環として、小、中、高校生を対象に、また一般のグループ・個人の見学も同様に応じています。日程や見学内容などは相談させていただきます。

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