北海道新聞旭川支社
美瑛町の丘から見た十勝岳の山々
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今週の1枚
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幌加内300センチ、音威子府240センチ超*上川 積雪多く*12観測地点で平年上回る(2018年2月16日)

 幌加内町で2月14日、道内で36年ぶりに積雪3メートルを超える311センチを記録するなど、上川管内各地の積雪が多くなっている。15日は気象庁のデータが比較できる同管内全14観測地点中12地点で積雪が平年値を上回った。住民や行政が連日除雪作業に追われており、今後も雪の降る日は続く見込みだ。(山村麻衣子、成川謙、五十嵐俊介)
 幌加内町では15日も断続的に雪が舞い、日没まで除雪する住民の姿が絶えなかった。午後3時半、会社員麻木勝美さん(69)はそば粉の製粉工場を早退し、1メートルほど積もった自宅の車庫の雪下ろしに専念した。「週1回は雪下ろしをしている。例年の倍のペースで、こんなに多い年は初めて。毎日朝夕の雪かきや雪下ろしが続き、腰や肩に湿布を貼りながら作業しています」
 14日に積雪250センチと2月では最高値となった音威子府村は、13日からの3日間、村所有の除雪車全7台が午前4時半に出動。今季の出動回数は15日までに計70回に達した。統計が残る2003年以降、08年に記録した最多の81回を超える見込みだ。除雪作業員の小熊啓太さん(32)は「最近は吹雪で視界が悪く、いつも以上に作業を慎重に行う必要がある。時間もかかるので大変」と苦心する。
 管内の他の観測地点も同様で、15日午後2時現在、上川町中心部と下川町を除く12地点の積雪が平年値より3〜79%増となっている。
 旭川地方気象台によると、西高東低の冬型の気圧配置により日本海側で発生した雪雲が道内に入り込み、気温が低い内陸部で降雪となっているという。17日には冬型の気圧配置が強まり荒れた天気になるなど、今後も雪の降る日は多い見通しだ。
 旭川市内では、年末や年始の暖かさで路面が荒れ、除雪作業が難航。1月いっぱいで終える予定だった住宅街の道路の排雪が2月10日までかかった。市土木事業所は「態勢を緩めずに対応してきたい」と話す。


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    今日のニュース

    来月閉校の旭川東栄高 感謝込め オリジナル曲
    24日、記念式典で合唱 放送局員が準備に汗(2018/ 2/ 22)

     3月に閉校する旭川東栄高(塚本宏之校長)の最後の3年生150人は、24日に同校体育館で行う閉校記念式典で、学校への感謝を込めたオリジナル曲を合唱する。同校放送局員がラジオ番組の企画に応募し、若者に人気のロックバンドが作った曲だ。当日の司会・進行を担当する放送局が、本番を前に準備に励んでいる。
     曲は、3人組ロックバンド「UNISON SQUARE GARDEN(ユニゾンスクエアガーデン)」が作詞・作曲した。東京FMの番組「スクール・オブ・ロック」が、昨年4月、同バンドに曲を作ってほしい人を募集し、放送局員の小沢真愛(まい)さん(18)が「閉校する学校に感謝の気持ちを伝えたい」と応募。100以上の応募から選ばれた。小沢さんは電話でメンバーに学校の思い出や曲のイメージを伝え、東京から来たラジオ局のスタッフと打ち合わせ、曲が6月上旬に完成した。同月下旬には同バンドが来校し、演奏に合わせ、全校生徒が合唱。その模様は7月に同番組で放送された。
     曲名は「学び舎(や)の春〜LAST RUNNERS〜」。歌詞では3年生が過ごした日々を振り返り、「最後の机、最後のイス〜」と閉校で見られなくなる校舎の風景が登場。「一つの物語、笑って見送る。ありがとう、きっと走り出せる」と感謝と別れを告げる合唱曲になっている。
     式典には卒業生や歴代校長ら約300人が出席。教員の間で、関係者に披露したいという話が持ち上がり、式典で合唱することにした。
     21日、放送局員7人は式典に向けて式の司会・進行や音響のリハーサルをした。当日には局員の山崎彩花さん(18)が編集した学校生活を振り返る映像も上映される。小沢さんは「同級生と楽しく思い出を振り返って、学校への感謝の気持ちを歌に込めたい」と話している。

    インフォメーション
     北海道新聞旭川支社は、新聞作りや新聞社の活動などに理解と関心を深めてもらうために見学者を受け入れています。
    新聞ができるまでの様子を収めた映像を上映後、報道部の見学をすることができます。また道北の風景、出来事を中心とした報道写真「道北この1年」を展示しています。
     NIE(教育活動に新聞を)活動の一環として、小、中、高校生を対象に、また一般のグループ・個人の見学も同様に応じています。日程や見学内容などは相談させていただきます。

          ◇
     見学者ホールと支社各部署の見学希望はあらかじめ電話でお申し込みください。お問い合わせ、お申し込みは支社営業部総務担当(電)0166・21・2503(平日の午前10時−午後5時)へお願いします。
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    <題字下の写真>美瑛町の丘から見た十勝岳の山々

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