北海道新聞旭川支社
美瑛町の丘から見た十勝岳の山々
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今週の1枚
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復興の「絆」 白銀に彩り
2017/03/13
 
 【南富良野】ゲレンデに「絆」の火文字をともして東日本大震災の犠牲者を悼み、東北の被災地の復興を祈る催し「南富良野火文字・冬花火」が12日夜、上川管内南富良野町の国設南ふらのスキー場で開かれた。今年で6回目。昨夏は南富良野も台風による水害被害を受けたことから、今年は町の復旧に向けた決意と全国からの支援への感謝も込めた。
 南ふらのスキー場活性化実行委の主催。灯油を入れた空き缶約1200本を並べた火文字は縦180メートル、横80メートル。午後7時に点灯した。雪解け後から本格化する復旧作業に向け「がんばろう!」の文字が添えられ、幻想的に浮かび上がった。花火も打ち上げられ、町民は夜空を見上げていた。
 南富良野中2年の山西海翔(やまにしかいと)さん(14)は火文字を見て「傷ついた町の人のために自分も頑張ろうと思った」。催しを発案したホテル従業員石川寛和さん(33)も水害で自宅の床下浸水と車を流される被害を受けた。「雪が解けると水害の爪痕が見えるようになるが、負けていられない。まだまだ頑張らないと」と話していた。
【写真説明】花火が夜空を彩る中、ゲレンデに浮かび上がった「絆」の火文字=12日午後7時20分(大島拓人撮影)


    今日のニュース

    不登校の子の親 結束
    「市民ネット オアシス」設立
    来月1日、旭川で集い(2017/3/24)

     旭川市や近郊の不登校の子どもの親たちが「不登校を考える市民ネット オアシス」を設立した。子どもとの接し方などで悩んだ経験から、親同士が交流できる機会を設ける。月1回の例会などで情報交換し、家族と子どもの孤立解消などにつなげる考えだ。
     メンバーは不登校やかつて不登校だった小中高生の保護者ら8人。市内でフリースクールを経営する星野利宏さんが、保護者らに呼び掛けて1月に懇談会を開いたことがきっかけとなり、今月1日の発足にこぎつけた。
     オアシスによると、市内や近郊に不登校の小中高生の保護者が集まる機会はなく、孤立しがちという。メンバーたちは「学校への復帰がゴールのように思われているが、戻らなくても個々の子どもに合った進み方がある」と指摘。ただ、そこまでに葛藤を経験したメンバーは多いという。
     悩みや経験を語ることで家族と子どもの孤立感を和らげ、子どもが元気を取り戻すための場所づくりも目指す。5月からは月1回の例会を開いていく予定で、代表になった赤代(しゃくしろ)将樹さん(39)は「いろいろな情報を知る機会をつくることが、子どもの成長にもつながる」と話す。
     オアシスは不登校体験者が講話などをする「発足の集い」を4月1日午前10時から市民活動交流センター・ココデ(宮前1の3)で開く。赤代さんは「関心がある学校関係者らにも経験者の話を聞いてほしい」と呼び掛ける。参加費は500円。事前申し込みが必要。申し込み、問い合わせは事務局の尾崎さん☎090・3772・7340、メールange1133@ion.ocn.ne.jp

    インフォメーション
     北海道新聞旭川支社は、新聞作りや新聞社の活動などに理解と関心を深めてもらうために見学者を受け入れています。
    新聞ができるまでの様子を収めた映像を上映後、報道部の見学をすることができます。また道北の風景、出来事を中心とした報道写真「道北この1年」を展示しています。
     NIE(教育活動に新聞を)活動の一環として、小、中、高校生を対象に、また一般のグループ・個人の見学も同様に応じています。日程や見学内容などは相談させていただきます。

          ◇
     見学者ホールと支社各部署の見学希望はあらかじめ電話でお申し込みください。お問い合わせ、お申し込みは支社営業部総務担当(電)0166・21・2503(平日の午前10時−午後5時)へお願いします。
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    <題字下の写真>美瑛町の丘から見た十勝岳の山々

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