北海道新聞旭川支社
美瑛町の丘から見た十勝岳の山々
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今週の1枚
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八木祐四郎さん たたえ力走*旭川で少年団クロカン

 旭川や近隣市町のクロスカントリー少年団に所属する小学生の体力強化や技術向上を目指す「第1回八木祐四郎杯少年団クロスカントリー大会」が10月12日、旭川市の神楽岡公園内で開かれた。(金谷育生)
 日本オリンピック委員会(JOC)前会長の故八木さんは中頓別町生まれで、旧制旭川中学(現旭川東高)を卒業。旭川で毎年開かれているクロスカントリーの祭典「バーサーロペット・ジャパン」の創始者の一人。八木さんの功績をたたえるために昨年、スキー関係者らが宮前公園に記念碑を建てた際、市民から募った寄付金が残ったことから「大会を開いて子どもたちの育成に役立てよう」と企画された。
 大会には旭川市内のほか東神楽、東川、剣淵、富良野の少年団から小1〜6年の45人が参加。学年に応じて1〜3キロをランニングし、タイムを計った。富良野小1年の小池祥平くん(7)は「スタート前は緊張した。楽しかったけど、ちょっと疲れた」と話していた。
【写真説明】クロスカントリー少年団の大会でスタートする小学生(野沢俊介撮影)
今日のニュース

自治体防災担当者ら
十勝岳噴火 備え万全に 周辺の砂防施設視察(2014/10/22)

 旭川開発建設部や自治体の職員らでつくる「十勝岳火山減災行動ワーキンググループ(WG)」は21日、十勝岳(2077メートル)周辺の砂防施設などを視察した。WGの現地視察は4年ぶり。9月の御嶽山(おんたけさん、長野・岐阜県、3067メートル)噴火では多くの人命が失われたことから、担当者らが入念に防災体制を確認した。
 WGは開発局の「火山噴火緊急減災対策砂防計画」に基づいて設けられ、年1回意見交換会などの会合を開いている。視察は御嶽山の噴火前から計画されていたもので、美瑛、上富良野両町の職員や旭川地方気象台などから約20人が参加。美瑛川の流路工やえん堤などの砂防施設を半日かけて見学し、旭川開建の職員から仕組みや対策について説明を受けた。
 十勝岳は30〜40年周期で噴火を繰り返しており、国は直近のマグマ噴火を受けて1989年に「十勝岳火山泥流対策基本計画」を策定。144人の死者・行方不明者を出した26年(大正15年)5月の「大正泥流」を踏まえて泥流総量を610万立方メートルと想定し、美瑛川に八つの砂防えん堤と全長約480メートルの流路工を整備している。
 十勝岳の噴火警戒レベルは現在、5段階で最も低いレベル1(平常)だが、レベル3(入山規制)になった時点で、えん堤を閉じるなどの緊急対策を講じる。この措置で市街地への影響はなくなる見込みだという。
 参加者からは「施設を見ながら説明を受けたので、イメージがつかみやすい。今後の防災対策に役立てたい」などの声が上がった。WGでは視察を踏まえ、年明けに会合を開いて減災対策について話し合う。

インフォメーション
 北海道新聞旭川支社は、新聞作りや新聞社の活動などに理解と関心を深めてもらうために見学者を受け入れています。
新聞ができるまでの様子を収めた映像を上映後、報道部の見学をすることができます。また道北の風景、出来事を中心とした報道写真「道北この1年」を展示しています。
 NIE(教育活動に新聞を)活動の一環として、小、中、高校生を対象に、また一般のグループ・個人の見学も同様に応じています。日程や見学内容などは相談させていただきます。

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 見学者ホールと支社各部署の見学希望はあらかじめ電話でお申し込みください。お問い合わせ、お申し込みは支社営業部総務担当(電)0166・21・2503(平日の午前10時−午後5時)へお願いします。
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<題字下の写真>美瑛町の丘から見た十勝岳の山々

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