北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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ミニぐるめ情報

ミニぐるめ君が食べて選んだ感動の味口コミ情報をはじめ、 食の特集やレシピまで、知って得する情報が満載です。


Vol.733 ワイルドな木のプレートに乗った フレンチトースト

 

ワイルドな木のプレートに乗った“フレンチトースト(手前)”と、“チーズタップリラクレットカレー(中央)”。“コーンスープ(上)”は“フレンチトースト”とセットにできる(+100円)。

 

Kaneko Coffee Beans

(カネココーヒービーンズ)

 

上富良野の真っ白な田園風景にぽつんとたたずむカフェ「Kaneko Coffee Beans(カネココーヒービーンズ)」。

農家の物置をリノベーションした店内は、外観の素朴な印象とはギャップが大きいナチュラルでオシャレなカフェだ。入口横の階段を上り2階に上がると、屋根裏の隠れ家のような空間が広がり、大きな窓からは視界を遮るものが何もない真っ白な世界が一望できる。たまらなくのどかな風景だ。

 

 

 

 

お薦めの“フレンチトースト”(サラダ付・980円)を注文した。まずは、無骨で大きな木の器に驚かされる。

食器の輸入も手がけているオーナーの金子昌昭さんが見つけたものだという。これを見ただけで、ここまで来た価値があると思わせる見事な器だ。盛り付けられた、モッチリとした口当たりのフレンチトーストは理想的な味わい。

添えられている粗挽きソーセージは自家製とのことで、脂がにじみ出る逸品。玉ネギサラダ、ツナ、ポテトサラダもタップリ添えられている。

“チーズたっぷりラクレットカレー”(サラダ付・980円)は香辛料が出しゃばり過ぎず、バターが口当たりをまろやかにしてくれる、どこか懐かしい味わい。

 

 

 

スイーツもおいしく、パイ生地がサクサクした“あんホイップキャラメルソース”(M450円)は素材の相性が抜群にいい。自家焙煎の“コーヒー”(450円〜)は苦みが控えめで香ばしく、飲むほどに穏やかな時間に包まれてゆく気がする。

 

ここには冬のストレスを忘れられる、非日常が待っている。

 

Kaneko Coffee Beans

(カネココーヒービーンズ)

空知郡上富良野町東2線北21号

TEL 0167-45-2055

【時間】11:00〜19:00

【定休日】火曜日●34席●P有

 


ミニぐるめ君のつぶやき

癒された。「カネココーヒービーンズ」のひとときは仕事に追われる日々を心から癒してくれた。非日常を感じさせてくれる器も良かった。今度心が疲れたら、またこの店に足を運ぼうと思った。コーヒーもおいしい。

【ミニぐるめ君ブログ】

http://blogs.yahoo.co.jp/ipponmatu_umare

 

 

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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