今週の一枚
めっきり冷えてきた*旭岳 雪化粧*平年より14日遅く
北海道内は10月9日朝、冬型の気圧配置となり、上空に寒気が流れ込んだ影響で全道的に冷え込んだ。全174観測地点のうち、道東、道南を中心に23地点で今季の最低気温を記録した。旭川地方気象台は同日、大雪山系旭岳(2291メートル、上川管内東川町)の初冠雪を観測したと発表した。平年より14日遅く、昨年より11日早かった。
朝の最低気温は、上川管内上川町で1・1度、同管内幌加内町朱鞠内で1・4度、名寄市で1・5度など。旭川市は5・2度、札幌市中央区は9・5度だった。今季最低の気温となったのは帯広市で6・5度、函館市で9・2度など。
道内最高峰の旭岳では同日、山頂付近が雪に覆われ、白くなった。道内では7日に利尻山(宗谷管内利尻町、利尻富士町)で初冠雪が観測された。(仲沢大夢)
【写真説明】雪が積もった旭岳5合目「姿見の池」付近=9日午前9時55分(熊谷洸太撮影)
(2025年10月10日掲載)
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