撮り鉄伊丹のきょうも鉄分多めです
小学生のころから鉄道を撮影してきた筋金入りの「撮り鉄」伊丹恒記者が北海道の鉄道の魅力を伝えます。
vol.12 田植えと撮り鉄
旭川周辺の水田では田植えの季節を迎えています。水が引き込まれて植えられた苗が成長するまでの1カ月ほどの間は、旭川近郊では木々の芽吹きやサクラの季節とも連なり、撮り鉄にとって最も心躍る季節です。水田に映る「水鏡」狙いの撮影は、線路沿いの田んぼの水面の状態で出来栄えが大きく左右されます。風の強さのほか、水深によっても隣り合った水面の状態がまったく違う、なんてこともザラ。ギャンブラーのように、美しい鏡映しの「大当たり」を求め田園地帯に毎年足繁く通う撮り鉄が多いのです。農家の方のお仕事の邪魔にならないよう注意しながら、撮影を楽しみましょう。
突哨山を背に、田植えが終わった水田地帯を行く宗谷本線のディーゼル機関車=5月21日
同じ場所で13年前に撮影。通過時に水面が止まるかどうか、祈るように列車を待ちました
北海道新聞旭川支社
報道部写真映像課
伊丹 恒
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