北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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【特集】


春の和菓子特集

春へ誘う和菓子の世界。
食べておいしいのはもちろん、視覚に訴えかける美しさも和菓子の魅力の一つ。
餅やあんこの優しい甘さとともに和の心を味わいませんか?

 

もち米一粒一粒の食感が春の喜びを伝える桜餅

北海道産のもち米を砕かず使った食感と自然派のあんや桜の葉で仕上げ、桜の季節まで提供しています。

その日作った餅菓子のみ販売する、餅菓子専門店。ぜひ味わってほしいのが、もち米一粒一粒の食感とおいしさが楽しめる「桜餅(200円)」。桜餅と言えば餅米を荒く挽いた道明寺粉を使うものが多いですが、北海道産のもち米「風の子もち」をそのまま蒸かしているので、贅沢感のある口当たりが楽しめます。甘さ控えめなあんや、塩だけで漬け込んだ桜の葉も自然な風味。桜のシーズンまで販売しています。3種類の味が揃う 「いちご大福」や、店内のイートインコーナーで味わえる、焼き目が香ばしい「おしるこ」もおすすめです。

左/こしあんの白、粒あんの赤、チョコレートとこしあんの茶の3種が揃う「いちご大福(各250円)」。いちごは今が旬の沼田産「さがほのか」を使用。
右/「おしるこ」は単品(450円)と煎茶付(700円)があり店内で味わえる。

 

餅菓子と喫茶 日日(にちにち)

雨竜郡秩父別町1546-7
☎0164-34-7412
●営 10:00~16:00(なくなり次第終了)
●休 火、水曜日
●P有り(10台以上) ※店舗向かいに町営駐車場
https://nichinichimochi.com/

\地図はこちら/

紹介した人/ミニぐるめ君

粒がしっかり残った桜餅は初めて食べました。素材、作り方、鮮度へのこだわりは超一流ですぞ。

 

芽吹く春を一足先に 花束のようなおはぎ

2023年、末広東の住宅街にオープンした菓子店。ここで提供するおはぎには、精巧なあんこの花が咲き誇っています。

味の違う、小さめのおはぎが4つ入った「わっぱおはぎ(3000円)」は、お祝いや贈り物にもピッタリな一品です。「もったいなくて食べられない」という声が多い、彩り豊かな花の部分。赤ならビーツ、青ならバタフライピーを用いた天然の着色料で白あんに色付けしています。また、甘いものが苦手な方にも食べてもらいたいと、低糖の白あんを使用しているそうです。さらにもち米は、特別な肥料で育てたものを名寄の米農家から直接仕入れるこだわりよう。炊いた米はつぶさずに丸めていて、食感はもちろん、もち米の甘みも味わうことができます。

左/「花おはぎ(550円)」は、おはぎ周りのあんこが季節ごとに変化。3月は苺あん(写真中央)や桜あん(写真左)が季節限定で味わえます。

 

フラワースイーツ ポノ

旭川市末広東1条6丁目3-1
☎090-2073-5182
●営 10:00~17:00(なくなり次第終了)
●休 月、水、金、日曜日 ●P2台

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紹介した人/デッシー

おいしそうより「きれい」が勝ち、自然と写真に残したくなります。見る、撮る、食べる、SNSにあげる、の順に楽しんで。

 

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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