幻想に染まる晩秋＊美瑛・青い池ライトアップ

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　【美瑛】上川管内美瑛町白金の観光名所「青い池」で、恒例のライトアップが始まった。水面上で立ち枯れて白くなったカラマツと、青や紫などの照明が、夜の青い池を幻想的に演出している。来年４月２３日まで。

　ライトアップは美瑛町などの実行委員会主催。同町の冬季観光の目玉にしようと２０１４年から行っている。初日の１０月２５日は、周辺が薄暗くなった午後５時、発光ダイオード（ＬＥＤ）の照明４２台が点灯。池が色鮮やかに輝き、観光客から感嘆の声が上がった。

　東京都から訪れた自営業松原充芳（みつよし）さん（３０）と会社員福満（ふくみつ）梨那さん（２９）は「昼間とは違う風景で、とてもきれい」と話し、熱心に写真を撮っていた。

　点灯開始時間は１１月末までが午後５時、１２月が同４時半など月によって違う。終了は同９時。（山中悠介）
　
【写真説明】ライトアップされ、暗闇に幻想的に浮かび上がる美瑛町の観光名所「青い池」＝１０月２５日午後５時（西野正史撮影）
（2024年10月27日掲載）

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。