北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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今週の一枚


大輪 夜空を乱舞*旭川夏まつり開幕


 旭川の盛夏を彩るイベント「旭川夏まつり」が8月1日、市中心部で開幕した。石狩川河畔では「道新納涼花火大会」が行われ、約4千発の花火が見物客を魅了した。繁華街「3・6街」に露店などが並ぶ「大雪さんろくまつり」では、旭川のグルメを堪能する市民らでにぎわった。

 花火大会は午後7時45分から3部構成で始まり、仕掛け花火や華やかな大玉が次々に打ち上げられた。石狩川の河川敷は見物客で覆い尽くされ、夜空に色鮮やかな大輪が開いては歓声が沸き上がった。家族と花火を見ていた旭川市立向陵小5年の高橋侑大さん(10)は「いろんな色があって、大きな花火もきれいで感動しました」と笑顔で話した。

 さんろくまつりは露店約50店やキッチンカーが並び、特設ライブステージを楽しむ市民らでにぎわった。ビールを片手に夫婦で露店を見ていた旭川市のパート従業員五十嵐さやかさん(39)は「地元のお店がたくさん出ている。飲んで、食べて、花火も楽しみたい」と話した。

 夏まつりは3日まで。2日は浴衣姿の市民約1200人が踊り歩く「市民舞踊パレード」、3日は巨大山車が登場する「烈夏七夕まつり」などが行われる。(丸橋芽久)
 

【写真説明】旭川の夜空を彩った道新納涼花火大会=8月1日午後8時20分(熊谷洸太撮影)
(2024年08月02日掲載)

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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