今週の一枚
ジェットスター 旭川―成田就航＊道内２カ所目 運賃５９９０円から
【東神楽】格安航空会社（ＬＣＣ）のジェットスター・ジャパン（千葉県成田市）は１２月１５日、旭川―成田線の定期運航を始めた。旭川空港（東神楽町）の国内ＬＣＣ就航は初めて。同社にとっては新千歳に次ぐ道内２カ所目の就航で、新型コロナウイルス禍後で初の新設路線となった。
エアバスＡ３２０（１８０席）で１日１往復するが、初日だけは今年７月に運航を始めた同社の最新機材、エアバスＡ３２１ＬＲ（２３８席）を使用した。成田発の第１便は１６２人を乗せ、定刻通り午前１１時２５分ごろに到着。旭川市職員らが歓迎し、記念品を手渡した。旭川発の折り返し便には１８５人が搭乗した。
運賃は５９９０円から。成田での記念式典で片岡優社長は「首都圏だけではなく、海外客もどんどん北海道に行ってもらえるような取り組みをしたい」と述べた。東京旅行のため旭川から夫婦で搭乗した旭川市の会社員有働ひな子さん（２８）は「安い便がなかったので旭川空港を使ったことがなかった。これからは気軽に東京に行ける」と喜んだ。（鈴木誠、菅沢由佳子）
【写真説明】ジェットスター・ジャパンの社員らに見送られて旭川空港を出発する成田行きの機体（西野正史撮影）
（２０２３年１２月１６日掲載）
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