北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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今週の一枚


最大級「街あかり」開幕 流れる光の滝*輝く21万球 旭川の冬包む


 冬の旭川市中心部を発光ダイオード(LED)電球で彩る「あさひかわ街あかりイルミネーション」(実行委主催)が11月25日、始まった。電球は前年より5割多い過去最大級の21万球がともり、平和通買物公園など市内中心部が幻想的な輝きに包まれた。

 「街あかり」は1995年、旭川市や沿道企業などでつくる実行委が、市中心部のにぎわいを創出しようと始まった。

 今年は、新たに複合施設・アッシュビルと旭川フードテラス前で冬の夜空を流れる光の滝をイメージした電飾を追加した。7条緑道の「光のアーチ」では、樹木にも電飾を施し、昨年より華やかな雰囲気に仕上がった。

 アッシュビルのアトリウムで開かれた点灯式には市民ら100人ほどが参加。午後4時半になると、カウントダウンで一斉に電飾がともされた。

 家族連れや観光客が次々と来場し、スマートフォンを手に撮影を楽しんだ。台湾から訪れた薬剤師チャン・チェンジュンさん(31)は旅行前から楽しみにしていたといい「とてもきれい。北海道らしい雪の白さと光がマッチしている」と感激した様子だった。

 点灯は来年3月3日までの午後4時半~同11時。(渡辺愛梨)
 
【写真説明】幻想的な輝きで訪れる人を魅了する「あさひかわ街あかりイルミネーション」(諸橋弘平撮影) 
(2023年11月26日掲載)

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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