北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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今週の一枚


バレーボールV2男子ヴォレアス 白星で締め 入れ替え戦へ

今季最終戦 三重に3-1*エド監督「厳しい戦い 全力で挑む」

 バレーボールV2男子で昨季に続いてリーグ優勝を果たしたヴォレアス北海道は3月26日、旭川市リアルター夢りんご体育館(市総合体育館)で今季最終戦を迎え、ヴィアティン三重を3―1で破り勝利で締めくくった。通算成績は25勝2敗。4月8、9の両日、茨城県のひたちなか市総合運動公園体育館で行われるV1下位チームとの入れ替え戦に向け、勢いをつけた。

 試合は序盤から一進一退の攻防が続いた末、第1セットを先取。第2セットは相手の粘りで点差を詰められずに奪われ、第3セットは張のブロック、マキネンのスパイクなどで奪い返した。第4セットは再び一進一退の展開となり、最後は樫村の速攻が決まった。

 最終戦とあって、この日は1289人の観客が訪れた。試合後のリーグ優勝を祝うセレモニーでは、今季の戦いをねぎらい、選手たちに大きな拍手を送った。旭川市の会社員溝口真美さん(39)は「力強いプレーや選手たちの笑顔に元気をもらえた。入れ替え戦や来季の試合も楽しみです」と話した。

 ヴォレアスが入れ替え戦に挑むのは3度目。昨季は1勝1敗で得点率で及ばずV1昇格を逃した。今季はV110位の大分三好ヴァイセアドラーと戦う。

 記者会見でエド・クライン監督は「相手チームはサーブが強み。厳しい戦いになるが全力で挑む」と気を引き締めた。

 佐々木博秋主将は「弱気になったらおわり。チームが前向きになれるように声をかけていきたい」と意気込みを語った。(菅沢由佳子)

 

【写真説明】優勝セレモニーでトロフィーを掲げる佐々木主将らヴォレアス北海道の選手たち(宮永春希撮影)
(2023年3月27日掲載)
 

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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