今週の一枚
鉄道ファン 市民どっと*旭川駅舎10周年で催し*人気車両展示 写真パネルも
旭川駅の現駅舎全面開業10周年を記念したイベント(JR北海道主催)が11月23日、同駅で開かれた。歴代駅舎の歩みを伝える写真パネルや人気車両の展示などが行われ、大勢の鉄道ファンや市民らでにぎわった。(伊勢裕太)
駅ホームでは、2000年に特急に格上げされる前の急行「宗谷」に使われた車両と同じ色に塗られたキハ40形気動車と、同年に廃止された急行「礼文」のヘッドマークを装着したキハ54形気動車を連結して展示。
来場者は当時を懐かしみながら車内を見学したり、カメラを手に写真を撮ったりして楽しんだ。
また、駅東側コンコースには歴代駅舎や駅前商店街の移り変わりを紹介する写真パネル18枚を展示。駅員の制服姿で写真撮影ができるコーナーもあり、親子連れから人気を集めていた。午前9時からは2千セット限定で記念入場券も販売され、販売開始前から長蛇の列ができた。
母親と訪れた旭川市立東町小2年の山本知明君(8)は「駅近くの公園から列車を見るのが好き。駅員の制服姿で写真を撮れてうれしい」と笑顔で話した。
4代目となる現駅舎は、旭川市やJR北海道が手掛けた駅周辺の再開発事業「北彩都あさひかわ」の一環で建設され、11年11月に全面開業した。
【写真説明】多くの鉄道ファンらが集まった駅ホームでの車両展
(2021年11月24日掲載)
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