今週の一枚
マチに希望の明かり*スノーランタン点灯*上川 (2/23)
【上川】新型コロナウイルス収束が見通せない中、飲食業や観光業で深刻な打撃を受けるマチに希望の明かりをともそうと、町内で2月22日、一斉にスノーランタンを照らす催しが開かれた。
町商工会などの主催。層雲峡で開かれている「第46回層雲峡温泉氷瀑(ひょうばく)まつり」に合わせ、「何か前向きになれる取り組みを」と企画し、公共施設や店先にスノーランタンを設置した。町内の学校を通じて子どもたちにも協力を呼び掛け、各家庭でも実施してもらうなどマチ一丸で取り組んだ。
午後5時に合図の花火が打ち上がると、各自がスノーランタンに点灯。商店や民家など至る所にオレンジ色のあかりが灯り、マチは温かな雰囲気に包まれた。
取り組みは28日まで。町商工会の鎌田康雄会長は「スノーランタンが少しでも心のやすらぎにつながれば」と希望を託した。(土門寛治)
【写真説明】町内の至る所でともされたスノーランタン。地域おこし協力隊員のシェアハウス前には約50個が並んだ
(2021年2月23日掲載)
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