北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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旭山動物園わくわく日記

全国的な人気を呼ぶ旭川市旭山動物園の話題やイベント、裏話などを紹介します。 旭山動物園ガイドとしてもお楽しみいただけます。 2020年3月までの記事はこちら


冬の「こども牧場」*命の温かさ 触れて知って

 園内最北部にある「こども牧場」。190平方メートルほどある屋内飼育場は冬期間、18度に保たれていて、その中でいずれも雌のカイウサギとモルモット計約60匹が、牧草をもぐもぐと食べている。毛の色合いによるさまざまな模様の動物たちは、どの個体もかわいさ抜群だ。

 ウサギは午後1時20分から、モルモットは同2時から、子どもらが直接触れられる時間が毎日25分ずつ設けられている。飼育担当の佐賀真一さん(45)は「園内で唯一動物に直接触れられる。動物たちの温かさを知ってもらいたい」と話す。

 触られる動物は負担がかからないよう、10分ごとに交代させるようにしているという。

 同じ建物内には、雌と離された場所に雄のウサギとモルモット計約40匹、リクガメ3匹がいて、蚕の幼虫70匹ほども育てられている。

 こども牧場は約3千平方メートル。屋外には雌のラブラドールレトリーバーの「ごはん」(1歳)と、ヒツジ、ヤギ、ブタ計約10頭、ニワトリ、アヒル計約10羽がいる。夏季にはクジャクも登場する。

 「ごはん」とヒツジ、ヤギには、自ら近づいてきたら触れられる。それ以外は近寄って見ることができる。

 モルモットは「みつば」「そら」「ふわわ」などと名付けられ写真で紹介されている。ただ、一見しただけでは識別不能。佐賀さんは「2週間ほど学校へモルモットを貸し出し飼育体験してもらった後、園へ来た子どもたちは見分けることができる。直接“いのち”と触れ合った成果でしょう」と確信している。(弓場敬夫)

 

【写真説明】こども牧場の建物内は厳冬期も18度に保たれ、多くのウサギが来園者を待っている(熊谷洸太撮影)
(2026年01月26日掲載)

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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