今週の一枚
<春の高校野球予選 旭川支部・名寄支部>旭龍谷、旭実 決定戦へ
5月17日、旭川スタルヒン球場で準決勝2試合を行った。旭龍谷は3-0で旭北に、旭実は5-2で旭明成に勝ち、18日の代表決定戦に進んだ。
旭龍谷は0-0で迎えた九回、2死満塁から相手の野選で2点を先制。続く笹森の適時打で1点を追加した。旭北はエース菊地の熱投が光ったが、力尽きた。
旭実は三回に2点を許したが、四回に2点、六回に1点を挙げ逆転。七回には谷口の適時二塁打などで2点を追加し、逃げ切った。
名寄支部は士別市ふどう球場で準決勝2試合を行い、士別翔雲と稚内大谷が勝ち上がった。(野津凱)
▼旭龍谷・斉藤が好投
「仲間が守ってくれると信じて投げた」。二回途中から2番手で登板した旭龍谷の斉藤(3年)が、八回までを無失点で抑え、代表決定戦進出をたぐり寄せた。
斉藤の好投に打線も応えた。両者無得点で迎えた九回、四死球などで2死満塁に。「延長戦になるのは防ぎたい」と打席に立った藤原(3年)の内野への打球が相手の野選を誘い、待望の先制点を挙げた。笹森(3年)も適時打で続き「斉藤が抑えたことで流れが整った」と話す。
八回まで無安打に抑えられていたが、チーム一丸で土壇場に粘りを見せた。高橋監督は「最後まで集中していた」とねぎらった。
【写真説明】〔旭龍谷-旭北〕九回2死満塁から先制し、喜びを爆発させる旭龍谷ナイン(熊谷洸太撮影)
(2025年05月18日掲載)
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