北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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今週の一枚


旭川―ソウル定期便就航*アシアナ航空、8年ぶり


 【東神楽】韓国・アシアナ航空の旭川―仁川(ソウル)線の定期便が12月19日就航し、初便が旭川空港(上川管内東神楽町)に到着した。同社の姜柱溶(カンジュヨン)常務日本地域本部長は記念式典で「仁川を経由して世界とつながる。韓国や世界へと旅に出てほしい」と語った。

 旭川と韓国の定期便は2019年以来5年ぶりで、同社としては8年ぶりとなる。チャーター便を運航していた同社は、韓国で日本観光の需要が高まっていることを受け、定期便化を決めた。新千歳空港の受け入れが飽和状態にあることも影響したという。

 午後3時半ごろ、韓国から到着した乗客がロビーに現れると、関係者が地元の菓子などの記念品を渡した。韓国大田市の主婦崔知善(チョイジサン)さん(37)は「士別市の友人に会いに来た。雪景色を楽しみたい」と語った。

 定期便は1日1往復で日、火、木、土曜の週4日運航。使用機材はエアバスA321neo(188席)。(和泉優大)
 

【写真説明】アシアナ航空の初便で旭川に降り立ち、到着口で記念品を受け取る乗客たち=12月19日午後3時55分(熊谷洸太撮影)
(2024年12月20日掲載)

 

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