今週の一枚
旭山 夏季入園86万人*GW連休短く1.4%減
【旭川】旭川市旭山動物園は11月3日、夏季営業を終了した。4月27日からの入園者数は前年比1・4%減の86万9561人。最終日は休園中に繁殖のため釧路市動物園へ移る雌ライオン「フウ」(2歳)を見ようと多くの人が訪れた。
入園者の減少はゴールデンウイークの連休が短かったことが要因。田村哲也園長は「冬季はアムールヒョウの子どもの一般公開を予定している。冬に生き生きと過ごす北海道の動物を見に来てほしい」と話す。
フウは2022年に生まれた三つ子の雌の1頭として人気だった。旭川市の主婦滝川美子さん(56)は「寂しくなるけど、釧路でママになったフウとその子どもを見てみたい」と期待した。
冬季営業は11月11日からで、ペンギン散歩は雪が積もった後に始める。(鈴木誠)
【写真説明】夏季営業最終日を迎えた旭川市旭山動物園で、雌ライオンのフウを見守る来園者=11月3日(西野正史撮影)
(2024年11月04日掲載)
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