北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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今週の一枚


旭川ハーフ 3500人疾走*韓国の「姉妹」水原市からも*川沿い「眺め良い」


 9月29日に旭川市内で行われた「2024旭川ハーフマラソン」(道北陸上競技協会、北海道新聞旭川支社などでつくる実行委主催)では、一新されたコースを駆ける3483人に多くの声援が送られた。吹奏楽演奏や給水所での旭川銘菓の提供もあり、力走を後押しした。

 新コースは市外からも参加しやすいように、発着点をJR旭川駅に近い道北アークス大雪アリーナに変更。中心部の忠別川沿いや美瑛川にかかる平成大橋などを巡りながら、大雪山系も望める旭川ならではのルートとなり、ランナーからは「自然豊かで眺めが良い」「走りがいがある」との声が上がった。

 2・5キロの男子中学生の部で優勝し、全体の一番乗りでゴールテープを切った旭川市立東明中2年の田代奏太さん(14)は「速い選手を後半で抜かせた。来年も優勝したい」と話した。

 沿道には家族や友人らが大勢集まり、旭川商業高など3校の吹奏楽部も演奏でエールを送った。旭川市と姉妹都市提携を結ぶ水原(スウォン)市からも任權赫(イムクォンヒョク)さん(49)、金銀雅(キムウナ)さん(49)が出場した。

 金さんは1時間24分21秒を記録し、ハーフ女子40歳代の部で優勝。「景色がきれいで、応援に力をもらえた」と笑顔を見せた。
(葉柴陵晴)
 
【写真説明】一斉にスタートするハーフマラソンのランナーたち(西野正史撮影)
(2024年09月30日掲載)

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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