今週の一枚
早くも稲刈り実入りも良し
【当麻】町内中央1区の長谷川農園の水田で8月25日、町内でいち早くコメの刈り取りが始まった。新米を求める声が強く、例年よりも1、2週間ほど作業を早めたという。
39ヘクタールを作付けする同農園は、例年9月上旬に収穫を始める。今年は特に町のふるさと納税制度の返礼品向けに出荷が増え、在庫がなくなったため作業を前倒しした。
初日に収穫したのは1ヘクタール分の「ゆめぴりか」。午前11時ごろからコンバインが動き始め、水田を往復しながら黄金色に輝く稲穂を刈り取った。
同農園代表の長谷川新さん(52)によると、晴天が続き、必要な雨もあったことから順調に育ち、十分な収量も見込める。「少し早いかと思ったが出来も良い。おいしい新米に期待してほしい」と語った。
9月上旬ごろから新米の出荷を始め、道の駅などで販売するという。(和泉優大)
【写真説明】コンバインで刈り取られていく黄金色の稲穂(西野正史撮影)
(2024年08月26日掲載)
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