今週の一枚
129艇のカヌー 天塩川悠々と*47キロツーリング大会
【中川、幌延】雄大な天塩川を下る国内最大級のカヌーツーリング大会「ダウン・ザ・テッシ・オ・ペッ」(NPO法人ダウン・ザ・テッシ主催、北海道新聞社など共催)が7月13日、上川管内中川町から宗谷管内幌延町までの47キロのコースで始まった。14日まで。
31回目で、スタッフを含め国内外から129艇197人が参加。初日は中川町佐久の「佐久橋上流右岸」を出発。強い日差しの中、参加者は倒木や岩を避けながら、21キロ先にある幌延町の「新問寒別カヌーポート」まで約3時間こいだ。
川沿いの道や橋からは住民が手を振ったり、声援を送ったりして励ました。初めて参加した兵庫県西宮市の自営業田中悦子さん(60)は「天気が良く、水面がきらきらとしていた。ゆったりと下れた」と満足そうだった。
最終日は大会で初めて北緯45度線を北に越え、幌延町の「三日月湖カヌーポート」を目指す。(朝生樹)
【写真説明】「ダウン・ザ・テッシ・オ・ペッ」で、スタートの号令とともに天塩川を下り始める参加者=13日、中川町佐久(伊丹恒撮影)
(2024年07月14日掲載)
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