今週の一枚
「日本一遅咲きの桜」見ごろ*黒岳
【層雲峡】上川町層雲峡の大雪山系黒岳(1984メートル)の5合目付近に群生するチシマザクラが見ごろを迎えている。
黒岳ロープウェイ黒岳駅(標高1300メートル)に近い高松台展望台周辺のチシマザクラは「日本一遅咲きの桜」と呼ばれる。黒岳ロープウェイを運行するりんゆう観光(札幌)によると、開花日は昨年より2週間ほど早い5月23日だったが、雪や雨が続いたことから見ごろを迎えるまで時間がかかったという。
6月7日、札幌市から家族と訪れていた小笠原遥大さん(11)は「遅く咲くレアな桜なんだ。きれいだね」と目を輝かせた。見ごろは今週前半ごろまで。(丸橋芽久)
【写真説明】黒岳を背に、見頃を迎えたチシマザクラ=7日(熊谷洸太撮影)
(2024年06月09日掲載)
※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。